コンテンツにスキップ

夏の惑星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『夏の惑星』
T-SQUAREスタジオ・アルバム
リリース
録音 一口坂スタジオ
ジャンル フュージョン
レーベル ソニー・レコード
プロデュース 青木幹夫
T-SQUARE アルバム 年表
HUMAN
1993年
夏の惑星
1994年
Welcome to the Rose Garden
1995年
テンプレートを表示

夏の惑星』(なつのわくせい)は、T-SQUARE19枚目のアルバム

1994年4月21日にリリース。

解説

[編集]

スクェア19枚目のアルバム。全8曲入。

夏をテーマに制作され、初期から『R・E・S・O・R・T』の頃に近い爽快感のある内容になっている。

3曲目「夏の蜃気楼」イントロ部のコーラスはサックス奏者の本田雅人による。本田のワークは山下達郎に影響されたものである。

4曲目「NO MORE TEARS」は和泉宏隆に作曲法を師事した則竹裕之による初作曲。

6曲目「BAD MOON」は本田が得意とするテクニカルナンバーで、演奏者全員に16分刻みの正確なビート感を終始要求し、さらにポリリズム転調を多用するなど、「MEGALITH」と並び、スクェア史上最も難曲とされる1曲。本田は本曲に先駆け、より難度の高い姉妹曲「Good Moon」を前々作『IMPRESSIVE』のため作曲したが、こちらはあまりにも難しすぎると採用されず、発表は2000年発表のソロアルバム『Real-Fusion』まで持ち越される。本田は「MEGALITH」「BAD MOON」を気に入り、退団後も様々なリーダーバンドで演奏している。

8曲目「SWEET SORROW」は高い評価を得ており、最近[いつから?]からは多くの女性が睡眠時に使うことが多くなっている[要出典]NHKFMでも活用することがある。

「BAD MOON」と「SWEET SORROW」はTVQ九州放送のオープニング、クロージングのBGMに採用。

収録曲

[編集]
  1. 夜明けのビーナス - 安藤まさひろ作曲
  2. COPACABANA - 安藤まさひろ作曲
  3. 夏の蜃気楼 - 本田雅人作曲
  4. NO MORE TEARS - 則竹裕之作曲
  5. SEASON - 安藤まさひろ作曲
  6. BAD MOON - 本田雅人作曲
  7. SENTIMENTAL REASON - 安藤まさひろ作曲
  8. SWEET SORROW - 和泉宏隆作曲

ブラス編曲は本田雅人、ストリングス編曲は奥慶一

ミュージシャン

[編集]
  • T-SQUARE
    • 安藤まさひろ - Electric Guitar, Acoustic Guitar and Computer Programming
    • 和泉宏隆 - Piano, Keyboards and Synthesizer Programming
    • 則竹裕之 - Drums, Percussion and Computer Programming
    • 須藤満 - 5Strings and 6Strings Fretless Bass
    • 本田雅人 - All Woodwinds and Brass Instruments, Ewi, Voice, Keyboards and Computer Programming
  • Additional Musicians

チャート成績

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]