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堂島リバービエンナーレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

堂島リバービエンナーレ(どうじまリバービエンナーレ、DOJIMA RIVER BIENNALE)は、堂島リバーフォーラムが毎年夏に行うホール主催イベントのひとつ。2009年ビエンナーレとしては初回。 2008年は「レゴで作った世界遺産展」が開催された。

開催概要

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「堂島リバービエンナーレ」は堂島川のほとりに位置する堂島リバーフォーラムが隔年で開催する現代アートの祭典。

2015年は7月25日から8月30日まで “Take Me To The River”と題し開催される。

堂島リバービエンナーレ2009

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第一回目は、『リフレクション:アートに見る世界の今(Reflection : The World Through Art)』と題し、南條史生森美術館館長)がアートディレクターを務めたアジアにおける最大級の国際美術展「シンガポールビエンナーレ」(第1回展 2006年、第2回展2008年)の出品作品の中から政治的、社会的、文化的な問題提起を行う選りすぐった作品、26点が展示された。

参加アーティスト:
会田誠(日本)、アルフレド&イサベル・アキリザン(フィリピン)、アクタン・アブディカリコフ(キルギス)、ジェーン・アレキサンダー(南アフリカ)、イーラン・イー(マレーシア)、トマス・オチョア(エクアドル)、ホセイン・ゴルバ(イラン)、シュー・ビン(中国)、スーハ・ショーマン(パレスチナ)、ツェ・スーメイ(ルクセンブルク)、レオニド・ティシコフ(ロシア)、ドリック・ピクチャー・ライブラリー(バングラデシュ)、チャーリー・ニジンソン(アルゼンチン)、福田龍郎(日本)、セルジオ・プレゴ(スペイン)、イサック・ベルビック(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ツーニェン・ホー(シンガポール)、松蔭浩之(日本)、ファハド・モシリ&シリン・アリアバディ(イラン)、フリオ・セサール・モラレス(メキシコ)、アイザック・モントーヤ(スペイン)、クレア・ランガン(アイルランド)、ディン・Q・リー(ベトナム)、リー・キーボン(韓国)、クリスティナ・ルーカス(スペイン)、ジョシュア・ヤン(シンガポール) (順不同、五十音順)

堂島リバービエンナーレ2011

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第二回目は、飯田高誉青森県立美術館チーフ・キュレーター)をアーティスティック・デ ィレクターに迎え「ECOSOPHIA(エコソフィア)」と題した展示が行われた。3月の大震災を厳しく受け止め、これからの地球のあり方を、アートと建築というテーマのもとに自然環境、社会環境、人間の心理の3方向から考察する。
「ECOSOPHIA」にはエコの哲学を実践する惑星、という意味がこめられており、地圏、水圏、気圏という領域で未来に向けての地球のヴィジョン、新たな自然観、世界像を指し示す空間を会場全体で見せていきます。

参加アーティスト:

地圏
楽園の象徴——都市、森、砂漠

水圏
生命体の象徴——海、川、池

気圏
天地創造と精神の象徴——大気、宇宙

外部リンク

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