堀江宗正
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堀江 宗正(ほりえ のりちか、1969年- )は、日本の宗教学者、東京大学教授。専攻は、死生学、スピリチュアリティ研究、田中正造研究、宗教心理学など。
来歴
[編集]早稲田実業学校高等部卒[1]、1992年東京大学文学部心理学科卒、2008年「心理学のなかの「宗教」 ポスト「宗教」・ポスト世俗主義の心理学的思想運動」で博士(文学)の学位を取得。2001年聖心女子大学文学部専任講師、2007年准教授、2013年東京大学人文社会系研究科准教授、2020年 同 教授、2023年 同 死生学・応用倫理センターのセンター長就任。
著作
[編集]著書
[編集]- 『歴史のなかの宗教心理学──その思想形成と布置』岩波書店 2009
- 『スピリチュアリティのゆくえ(若者の気分)』岩波書店 2011
- 『ポップ・スピリチュアリティ──メディア化された宗教性』岩波書店 2019
共著
[編集]- (高橋原との共著)『死者の力——津波被災地「霊的体験」の死生学』岩波書店 2021
編著書
[編集]- 『現代日本の宗教事情(いま宗教に向きあう 国内編1)』岩波書店 2018
- 『宗教と社会の戦後史』東京大学出版会 2019
- (小松美彦・市野川容孝との共編著)『〈反延命〉主義の時代——安楽死・透析中止・トリアージ』現代書館 2021
翻訳書
[編集]- フランシス・チャレット『ユングとスピリチュアリズム』 渡辺学、葛西賢太、高橋原との共訳 第三文明社 1997
- エーリッヒ・フロム『よりよく生きるということ』小此木啓吾監訳 第三文明社 2000
- エーリッヒ・フロム『聴くということ 精神分析に関する最後のセミナー講義録』松宮克昌との共訳 第三文明社 2012
- トニー・ウォルター『いま死の意味とは』岩波書店 2020
- トニー・ウォルター『近代世界における死』法政大学出版局 2024
外部リンク
[編集]- 堀江 宗正│東京大学 PEOPLE
- Norichika Horie(@NorichikaHorie) - X (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
- 堀江宗正 - researchmap
- Norichika Horie - Google Scholar
- Norichika Horie - academia.edu
- 田中正造を朗読する15分
- Spotify(音楽作品)
- Spotify ポッドキャスト「ノアエイジ」
脚注
[編集]- ^ 「東大合格者高校別全氏名」『サンデー毎日』1987年4月5日