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堀川真理

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

堀川 真理
Mari Horikawa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-05-03) 1992年5月3日(32歳)
出身地 日本の旗 東京都葛飾区
ラテン文字 Mari Horikawa
身長 183cm
体重 68kg
選手情報
ポジション OP
指高 234cm
利き手
スパイク 298cm
ブロック 275cm
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堀川 真理(ほりかわ まり、1992年5月3日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。

来歴

東京都葛飾区出身。父親がカナダ人であり、日本とカナダのハーフである。両国の国籍を持っている。小学3年次からバレーボールを始めた[1]

2007年JOC杯ではエースとしてJOC・JVAカップ賞を受賞。2008年アジアユース選手権ではチームの優勝に導き、自身も最高殊勲選手に選ばれた[2]2009年世界ユース選手権ではベストスパイカーに選ばれ[要出典]、日本の5位入賞に貢献[3]

2010年10月に大野果歩二見梓と共にVプレミアリーグ東レアローズへの加入(内定)が発表され[4]、2010/11、2011/12シーズンは出番がなかったものの、2012/13シーズンは開幕戦のパイオニアレッドウィングス戦(2012年11月17日)にスタメン出場してVリーグデビューを果たした[5]

日本代表にも2011年3月、初選出され[6]2014年アジア競技大会にも出場している[7][8]

入団当初は木村沙織迫田さおり高田ありさといったレギュラー陣に食い込むことができなかったが、貴重な左利きの大型スパイカーとして2016/17シーズンより出場機会が増え始め、2017年には日本代表に6年ぶりに選出[9]中田久美監督初采配となった2017年のワールドグランプリ予選ラウンドのオランダ戦(2017年7月7日)にスタメン出場、初勝利に貢献するなどの活躍を見せる[10]。続いて9月に行われた2017年のグラチャンバレー[11]、2018年から始まったネーションズリーグのメンバーにも選出され、同リーグでの日本の初勝利に貢献するなど[12]、攻撃力と高さで中田ジャパン初期のメンバーとして活躍した[13]

一方東レでは2018/19シーズンからキャプテンに就任[14]。ケガで自身の出場機会が減ってプレーでチームを引っ張れない中、どうチームを作っていくか悩んだ時期もあったというが、OGからのアドバイスもあってチームをまとめ上げ[15][16]、一年目からチームをリーグ準優勝に、そして黒鷲旗では優勝に導いた。

2020年に現役を引退し9シーズンにわたる選手生活に幕を下ろしたが[注 1]、そのままマネージャーに就任[18][19]、3年目となる2022/23シーズンもチームを支える。

2023年、2022-23シーズン終了をもって東レアローズを退団した[20][21]

所属チーム

球歴

個人成績

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ含む)[24]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V1 2011-12 東レ 2 0 0 0 0 - 0 0 0 - - 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 0 - 0 0 0 0
V1 2012-13 31 55 84 24 5 28.6 3 0 0 0.0 0.44 7 0.13 13 0 0 2 4 7.7 1 0 0 0.0 24 7 0 31
V1 2013-14 32 79 234 93 13 39.7 20 6 3 30.0 1.18 15 0.19 32 0 1 4 5 6.4 1 0 0 0.0 93 15 1 109
V1 2014-15 26 33 97 33 6 34.0 10 3 1 30.0 1.00 5 0.15 13 0 0 1 5 9.6 4 4 0 100.0 33 5 0 38
V1 2015-16 26 55 43 12 4 27.9 0 0 0 - 0.22 2 0.04 5 0 0 0 2 10.0 0 0 0 - 12 2 0 14
V1 2016-17 26 88 709 257 41 36.2 138 47 8 34.1 2.92 20 0.23 225 3 11 33 53 11.1 13 6 0 46.2 257 20 14 291
V1 2017-18 26 97 1019 349 83 34.2 313 89 45 28.4 3.60 31 0.32 342 3 17 34 108 11.3 6 1 3 41.7 349 31 20 400
V1 2018-19 31 66 109 50 10 45.9 14 2 5 14.3 0.76 5 0.08 63 0 1 6 21 7.5 8 1 1 18.8 50 5 1 56
V1 2019-20 24 43 152 54 10 35.5 28 7 4 25.0 1.26 9 0.21 55 1 1 5 13 7.3 39 11 7 37.2 54 9 2 65
通算:9シーズン 225 516 2447 872 172 35.6 526 154 66 29.3 1.69 94 0.18 748 7 31 85 211 9.3 72 23 11 39.6 872 94 38 1004

脚注

注釈

  1. ^ この年は黒鷲旗が開催されなかったため、1月18日に行われた埼玉上尾メディックス戦が最後の出場となった[17]

出典

  1. ^ 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 84ページ
  2. ^ ジュニア世代が露呈した、今後の女子バレーに迫る危機とは?”. スポーツナビ (2011年8月7日). 2022年6月17日閲覧。
  3. ^ 2009年 第11回世界ユース選手権大会(タイ)”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月17日閲覧。
  4. ^ プレスリリース 「東レアローズ」女子バレーボール部への新人選手の入部について Archived 2012年6月17日, at Archive.is
  5. ^ 東レアローズ対パイオニアレッドウィングスB帳票”. Vリーグ機構 (2012年11月17日). 2022年6月17日閲覧。
  6. ^ 2011年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月17日閲覧。
  7. ^ 仁川アジア競技大会2014 バレーボール 日本代表選手団 - JOC”. 公益財団法人日本オリンピック協会. 2022年6月17日閲覧。
  8. ^ a b 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月17日閲覧。
  9. ^ a b 2017年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月17日閲覧。
  10. ^ 全日本女子、タイにフルセットで勝ち、中田監督初采配を白星で飾る”. バレーボールマガジン (2017年7月8日). 2022年6月17日閲覧。
  11. ^ 全日本女子 グラチャン14名発表記者会見 コメント”. バレーボールマガジン (2017年9月2日). 2022年6月17日閲覧。
  12. ^ ネーションズリーグ女子 ブラジル大会 日本対ドイツ戦 現地レポート&コメント 中田久美監督「堀川がムードを盛り上げ、活躍してくれて嬉しい」”. バレーボールマガジン (2018年5月18日). 2022年6月18日閲覧。
  13. ^ 中田新体制の全日本女子、「世界」を認識 “スピードバレー”の肝はセッター”. スポーツナビ (2017年7月18日). 2022年6月17日閲覧。
  14. ^ 2018年度新体制、新スローガンについて”. 東レアローズ女子バレーボール部 (2018年6月5日). 2018年8月21日閲覧。
  15. ^ 2019-20 V.LEAGUE公式プログラム「チームの顔」P68
  16. ^ 東レ「今年のチームのスローガン『執粘』をコートで表現したい」堀川真理、黒後愛、中田紫乃、菅野監督 新Vリーグ初代王者への思い”. バレーボールマガジン (2019年4月4日). 2022年6月18日閲覧。
  17. ^ 東レアローズ対埼玉上尾メディックスB帳票”. Vリーグ機構 (2020年1月18日). 2022年6月17日閲覧。
  18. ^ 勇退選手について』(プレスリリース)東レアローズ、2020年5月14日https://www.toray-arrows.jp/women/schedule/topics/detail.html?key=9E25E9E21FB1F4CA492585680008A3532020年9月5日閲覧 
  19. ^ 2020-21シーズン新体制、スローガンについて』(プレスリリース)東レアローズ、2020年5月14日https://www.toray-arrows.jp/women/schedule/topics/detail.html?key=5FCFB19B037B75BC49258568001B75562020年9月5日閲覧 
  20. ^ 選手・スタッフの引退・退団について(ご報告)”. 東レアローズ (2023年5月24日). 2023年5月24日閲覧。
  21. ^ “東レ クラン・ヤナ、黒後愛、水杉玲奈、野呂加南子、坂本侑が退団。中田紫乃が現役を引退し、スタッフに V1女子”. バレーボールマガジン. (2023年5月24日). https://vbm.link/655783/ 2023年5月24日閲覧。 
  22. ^ 仁川アジア競技大会2014 バレーボール 日本代表選手団 - JOC”. 公益財団法人日本オリンピック協会. 2022年6月17日閲覧。
  23. ^ 全日本女子 ネーションズリーグ2018エントリーメンバー21人と、予選ラウンド第1週出場メンバー14人を発表 岩坂、石井、古賀、黒後、冨永、芥川、山岸ら”. バレーボールマガジン (2018年5月14日). 2022年6月17日閲覧。
  24. ^ 堀川 真理|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2022年6月18日閲覧。

外部リンク