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坑道掘削装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坑道掘削装置
トレーラーに積載した状態

坑道掘削装置(こうどうくっさくそうち)は、陸上自衛隊施設科の装備。施設群隷下の坑道中隊等に装備されて坑道(トンネル)型陣地を構築するために使用された。民生品であり、民生品での正式名称は「MRH-S100型ロードヘッダ」。

特徴

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諸元

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  • 全長:14.9メートル
  • 全幅:2.8メートル
  • 全高:3.5メートル(アーム上昇時)
  • 重量:掘削用電動機出力:100/60キロワット

性能

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  • 掘削断面:約29平方メートル
  • 掘削能力:約30立方メートル
  • 最大掘削高:約4.9メートル
  • 最大掘削幅:約6メートル
  • 対象土質:普通土、軟岩

製作

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配備部隊・機関

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第303坑道中隊は2010年3月26日、その他の坑道中隊・坑道小隊は2024年3月20日に廃止。

登場作品

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MM9
3巻に登場。皇居内で倒れた怪獣6号「ゼロケルビン」の死骸解体作業に投入される。
戦国自衛隊1549
小説版で、戦国時代タイムスリップした第三特別実験中隊の装備として登場。富士山の地脈に繋がる大穴を掘る作業に使われていた。
超空自衛隊
オーストラリア災害派遣に向かう途中で、第二次世界大戦時にタイムスリップしてしまった陸上自衛隊施設科部隊の装備として登場。防空壕の構築に使用されたり、ドリルを使って旧アメリカ軍戦車と戦闘も行う。

関連項目

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外部リンク

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