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坂梨哲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂梨哲
さかなし さとる
生年月日 1871年6月19日
出生地 日本の旗 日本 福岡県
没年月日 (1943-05-25) 1943年5月25日(71歳没)
出身校 東京高等商業学校卒業
(現・一橋大学
前職 実業家
所属政党 立憲政友会

選挙区 福岡県第15選挙区
当選回数 1回
在任期間 1924年 - 1928年1月21日

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坂梨 哲(さかなし さとる[1]1871年6月19日明治4年5月2日[2])- 1943年昭和18年)5月25日[1])は、日本実業家政治家衆議院議員

略歴

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福岡県で坂梨磯吉の長男[3]として生まれる。1897年(明治30年)東京高等商業学校(現一橋大学)を卒業[1]

東亜煙草株式会社取締役[4]、山東興業・山東水産・山東運輸株式会社取締役、神戸・第一水産取締役[5]、坂梨(名)社長、坂梨商事社長、旭セメント社長、日之出漁業社長、日本海水工業社長、東邦化学工業社長、西部合同瓦斯監査役[6]、福岡県会議員[1]などを歴任。

1924年(大正13年)5月、第15回衆議院議員総選挙において、福岡県第15区で立憲政友会から出馬し当選し衆議院議員となり[7]、1期務めた[1]。政友会院内幹事[8]、懲罰委員会委員、専売法委員会理事、塩賠償価格均衡案委員会理事、西原借款整理委員会委員を歴任する。

脚注

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  1. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』288-289頁。
  2. ^ 衆議院『第四十九回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1924年、32頁。
  3. ^ 『人事興信録』第7版、さ83頁。
  4. ^ 『臺灣珍藏史料數位典藏及加値應用計畫』1931年。
  5. ^ 「20世紀初頭における神戸市域の第一次産業」『流通科学大学論集』22巻1号、22頁。
  6. ^ 東京朝日新聞 (1913年8月18日). “西部合同瓦斯創立総会”. 朝日新聞 朝刊: 4頁. 
  7. ^ 『大阪朝日新聞』1924年7月4日。
  8. ^ 『東京朝日新聞』1927年5月3日朝刊2頁8段

参考文献

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  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 人事興信所編『人事興信録』第7版、1925年。