坂崎紀
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坂崎 紀(さかざき おさむ、1952年 - )は、日本の音楽学者、西洋音楽史家。
人物
[編集]聖徳大学名誉教授[1]。日本音楽学会、日本オルガン研究会会員。
専門とする研究分野は、西洋音楽史全般、音律・音階理論、中世・ルネサンスの教会音楽、初期鍵盤楽器(オルガン、チェンバロ、クラヴィコード)とその音楽である。関連して科学史、比較宗教学、宗教史にも関心がある。
来歴
[編集]東京芸術大学音楽学部楽理科卒、同大学院音楽研究科修了。音楽学(西洋音楽史)専攻。音楽学を服部幸三、角倉一朗に、ピアノを金澤桂子に、オルガンを秋元道雄に、チェンバロを山田貢に、音楽音響学・音律理論を白砂昭一に師事。
東京芸術大学助手、同非常勤講師、尚美高等音楽学院(現尚美ミュージックカレッジ専門学校)講師(音楽史)、明治大学講師(音楽)、聖徳大学教授を務める。[2]
主な著作・論文
[編集]出典: [3]
- 音程による旋律の定量的分析(1982)
- パーソナルコンピュータミュージック(1983)
- 西洋音楽史---譜例と解説(1985)
- グレゴリオ聖歌と5音音階(1993)
- 平均律の歴史的位置(2001)
- 隠された信条---2つのマリア讃歌と《怒りの日》に見る非キリスト教的性格(2005)
- 西洋音楽史へのアプローチ(2007)
- 純正律の特質と問題点 (2017)
- ドレミの起源《聖ヨハネ讃歌》をめぐって(2022)
脚注
[編集]- ^ “3名の先生方が名誉教授に就任されました”. 音楽学部 │ 聖徳大学. 2024年10月22日閲覧。
- ^ 坂崎紀 編著『西洋音楽史ー譜例と解説』第2版(アカデミア・ミュージック、2023)[要ページ番号] ISBN 9784870171060
- ^ “坂崎 紀 (Osamu Sakazaki) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2024年10月22日閲覧。