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坂井誠一

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坂井 誠一(さかい せいいち、1915年10月27日 - 2004年3月30日[1])は、日本の日本史学者。

経歴

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富山県生まれ。1938年東京帝国大学文学部国史学科卒[2]。1977年「加賀藩改作法の研究」で法政大学文学博士。1950年富山大学助教授、1964年教授、1979年定年退官、名誉教授、上越教育大学教授。弟に名古屋高裁長官・坂井芳雄(1920-1998)[3]

著書

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  • 『牛ケ首用水史』牛ケ首用水市町村組合 1952
  • 『遍歴の武家 蜷川氏の歴史的研究』吉川弘文館 1963
  • 『富山県の歴史』山川出版社 県史シリーズ 1970
  • 富山藩 加賀支藩十万石の運命』巧玄出版 1974
  • 『加賀藩改作法の研究』清文堂出版 1978

編共著

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  • 『山田新田用水史』編著 山田新田用水土地改良区 1964
  • 『近世越中の社会経済構造』編 名著出版 地方史研究叢書 1975
  • 『わが町の歴史・富山』編著 文一総合出版 1979
  • 『富山県の教育史』高瀬保共編著 思文閣出版 都道府県教育史 1985

論文

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栄典

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1988年、勲二等瑞宝章受章[4]

脚注

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  1. ^ 読売新聞訃報
  2. ^ 『現代日本人名録』
  3. ^ 閨閥学
  4. ^ 「秋の叙位叙勲4538人、晴れの受章 隠れた功労者、史上2位の1741人」『読売新聞』1988年11月3日朝刊