国際ノンバイナリーデー
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国際ノンバイナリーデー | |
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正式名称 | International Non-Binary People's Day |
挙行者 | ノンバイナリー(Xジェンダー)コミュニティとサポーター |
種類 | 国際的、文化的 |
日付 | 7月14日 |
関連祝日 | 国際トランスジェンダー認知の日、国際男性デー、国際女性デー、ノンバイナリー週間 |
国際ノンバイナリーデー(こくさいノンバイナリーデー、英: International Non-Binary People's Day)は、世界中のノンバイナリー(Xジェンダー)の人々が直面する問題についての啓発・意識改革[注釈 1]、ならびに彼ら当事者たちの組織化を目的とし、毎年7月14日に行われるイベント[1][2][3]。2012年に始められた[4]。国際女性デー(3月8日)と国際男性デ―(11月19日)のちょうど中間に7月14日が位置することから、この日付に催されることとなった[5][6]。
世界の大多数の国は、ノンバイナリーを性別として法的に認めていない。したがって、ノンバイナリーの人々は性の区別のある――すなわち男女いずれかに紐付けられた――パスポートや公的文書を所持している[7]。オーストラリアやバングラデシュ、カナダ、デンマーク、ドイツ、オランダ、ニュージランドはパスポートに記載する性別としてノンバイナリーを認めている。また、アメリカ合衆国の23州とワシントンD.C.[8]は、運転免許証の性別欄に「X」と記入することを許可している[9]。
ノンバイナリー啓発週間(ノンバイナリーけいはつしゅうかん、英: Non-Binary Awareness Week)は、7月14日の国際ノンバイナリーデーに先行する日曜日[10]または月曜日[11]から、1週間にわたり行われる。このLGBT意識週間は、性自認を男性と女性のいずれかを排他的に選ばない人、または性自認が男性かつ女性である人、あるいはこれらの区分けの外にいることを自認する人など[12]、伝統的な男女二元制に当てはまらない人のために行われている[13]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ または、意識覚醒。CR。
出典
[編集]- ^ Kacala, Alexander (14 July 2019). “International Non-Binary People's Day Celebrates Gender Non-Conforming People”. Newsweek 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Breaking Binaries this International Non-Binary Day”. Human Rights Campaign. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “International Non-Binary People's Day”. Public and Commercial Services Union. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “When is International Non-Binary Day in 2020?”. www.thegayuk.com (25 February 2020). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Prepare for International Non-binary Day by learning how to be a better ally”. Gay Star News (13 July 2018). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “International Non-Binary People's Day 2020”. Equality Policy Unit. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Prepare for International Non-binary Day by learning how to be a better ally”. Gay Star News (13 July 2018). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “X Gender Markers by State” (英語). Lambda Legal (10 July 2021). 10 July 2021閲覧。
- ^ Proctor, Kate (13 July 2020). “Calls for 'X' gender option in UK passports to be raised in Commons”. The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Non-Binary Week 2020” (英語). Activist Bookshelf (13 July 2020). 31 December 2020閲覧。
- ^ “Non-Binary Week” (英語). Ygender. 13 July 2020閲覧。
- ^ “Non-Binary Awareness Week! (12th -18th July)” (英語). Rakshin Project. 31 December 2020閲覧。
- ^ Abby Jones. “Happy Non-Binary Week: 9 Non-Binary and Genderqueer Indie Musicians You Need to Know” (英語). Pop Dust. 31 December 2020閲覧。
関連項目
[編集]- ノンバイナリーに対する差別
- LGBT意識週間の一覧
- 性同一性(ジェンダー・アイデンティティ)
- ジェンダー表現
- 性的に中立な代名詞
外部リンク
[編集]- Non-Binary Week
- Nonbinary Awareness Week (@nbweek) - X(旧Twitter)
- 10 ways to step up as an ally to non-binary people, Stonewall