国末憲人
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国末 憲人(くにすえ のりと、1963年 - )は、朝日新聞社の記者。朝日新聞ヨーロッパ総局長をへて、2023年退職。2024年1月より、東京大学先端科学技術研究センター特任教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)就任。
青山学院大学仏文科非常勤講師(2015〜2018年)。
経歴
[編集]1963年、岡山県生まれ。 1985年、大阪大学卒業。 1987年、パリ第二大学新聞研究所を中退。朝日新聞社に入社。
人物
[編集]1987年に朝日ジャーナルに掲載された「アフリカの街角から --サバンナ人間紀行」で朝日ジャーナル大賞優秀賞を受賞し朝日新聞に入社した。富山、徳島、大阪、広島と西日本での勤務を経て、2001年〜2004年パリ支局員、外報部次長の後、2010年までパリ支局長を務めた[1]。 主にフランスと中東で取材を行なっている。 2019年5月まで2年8か月間、朝日新聞GLOBEの編集長[2]。ヨーロッパ総局長を経て、東京大学先端科学技術研究センター特任教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)。
著書
[編集]単著
[編集]- 『ポピュリズムに蝕まれるフランス』(草思社、2005年)
- 『自爆テロリストの正体』(新潮選書、2005年)
- 『イラク戦争の深淵-- 権力が崩壊するとき、2002年〜2004年』(草思社、2007年)
- 『サルコジ --マーケティングで政治を変えた大統領 』(新潮選書、2009年)
- 『ミシュラン 三つ星と世界戦略』(新潮新書、2011年)
- 『ユネスコ 「無形文化遺産」』(平凡社、2012年)
- 『巨大「実験国家」EUは生き残れるのか?-- 縮みゆく国々が仕掛ける制度イノベーション』(草思社、2014年)
- 『ポピュリズム化する世界 --なぜポピュリストは物事に白黒をつけたがるのか』(プレジデント社、2016年)
- 『ポピュリズムと欧州動乱 --フランスはEU崩壊の引き金を引くのか』(講談社、講談社+α新書、2017年)
- 『テロリストの誕生 --イスラム過激派テロの虚像と実像』(草思社、2019年)
- 『ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景』(岩波書店、2023年)
共著
[編集]- 『テロリストの軌跡』(朝日新聞アタ取材班、草思社、2002年)
関連項目
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- 国末 憲人 Kunisue Norito (@KunisueNorito) - X(旧Twitter)