国富鉱山
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国富鉱山 | |
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所在地 | |
所在地 | 北海道岩内郡小沢村(現:共和町) |
国 | 日本 |
座標 | 北緯42度58分56秒 東経140度39分00秒 / 北緯42.982271度 東経140.649871度座標: 北緯42度58分56秒 東経140度39分00秒 / 北緯42.982271度 東経140.649871度 |
生産 | |
産出物 | 金・銀・銅・亜鉛 |
歴史 | |
開山 | 1890年 |
閉山 | 1948年 |
所有者 | |
企業 | 住友金属鉱山 |
取得時期 | 1935年 |
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 | |
国富鉱山(くにとみこうざん)は、北海道共和町にかつて存在した鉱山である。グリーンタフ活動により生じた黒鉱鉱床から金・銀・銅・亜鉛など、多様な金属を産出していた。銅や鉛を主体とする製錬所も有していた[1][2]。
概要
[編集]1890年(明治23年)に銅鉱床が発見され[1]、1908年(明治41年)に銅製錬所を操業開始[1]、1935年(昭和10年)には現在の住友金属鉱山が買収し[2]、全盛期を迎える。1948年(昭和23年)には資源枯渇から採掘を中止、鉱山の精錬施設だけを利用した総合精錬所として特化した。更に1973年(昭和48年)には精錬需要も低下したことから電子部品の製造工場(住友金属鉱山国富事業所(電子・機能性材料事業部))として衣替えし、鉱山や精錬所としての機能は消失した。
出典
[編集]- ^ a b c 「国内鉛製錬所の概要」『日本鉱業会誌』第78巻第894号、日本鉱業会、1962年、966-976頁、doi:10.2473/shigentosozai1953.78.894_966。
- ^ a b 新井田彰次「国富鉱業所における銅製錬」『日本鉱業会誌』第84巻第963号、日本鉱業会、1968年、703-705頁、doi:10.2473/shigentosozai1953.84.963_703。