喝采の陰で
喝采の陰で | |
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Author! Author! | |
監督 | アーサー・ヒラー |
脚本 | イスラエル・ホロヴィッツ |
製作 | アーウィン・ウィンクラー |
出演者 |
アル・パチーノ ダイアン・キャノン |
音楽 | デイヴ・グルーシン |
撮影 | ヴィクター・J・ケンパー |
編集 | ウィリアム・H・レイノルズ |
配給 |
20世紀フォックス シネセゾン |
公開 |
1982年6月18日[1] 1986年6月7日[2] |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『喝采の陰で』(かっさいのかげで、原題:Author! Author!)は、1982年に米国ほかで公開されたアーサー・ヒラー監督作のアメリカ映画。家族愛をテーマに、滑稽かつドラマチックに描かれたファミリー・ドラマ。シリアスコメディー。主演アル・パチーノが初めてコメディ・タッチの親子愛ドラマに挑戦している。
日本では1986年に、キネカ大森、シネセゾン所沢でロードショー公開されている。
ストーリー
[編集]ブロードウェイの人気劇作家のアイバン(アル・パチーノ)は、新作の上演を控えて、台本の書き直しを要求され四苦八苦していた。
アイバンと妻のグローリアは二人とも再婚で、アイバンには先妻との間にイーゴルという息子がいる。一方、妻グローリアは過去に三度離婚しており、3人の元夫との間に4人の子供がいる。アイバンの息子であるイーゴルと、グローリアの4人の連れ子は、新しい父親のアイバンを心から愛している。そんな時に妻グローリア(チューズデイ・ウェルド)が子供たちを残して家出してしまい、アイバンと子供たちのてんやわんやの日々が始まる。
新作劇の主演女優に映画女優のアリス・デトロイト(ダイアン・キャノン)が採用されると、アリスとアイバンは恋仲になるが、アリスと妻グローリアとの間でアイバンの心は揺れ動く。
グローリアの4人の連れ子のうち最年少のヘラルドを除くスパイク、デビー、ボニーの3人はいったん、グローリアの二人の元夫にそれぞれ引き取られる。しかし3人とも、すぐに逃げ帰ってきてしまい、アイバンは5人の子供たち、全員の父親であり続ける決意を固めるのだった。
いよいよ、アイバンの新作舞台劇『涙で英語を』の初日がやって来た。彼は子供たちを連れて劇場に足を運ぶ。男手一つで子供たちを養っていくためには、是非ともこの舞台劇を成功させたい。アイバンは祈るような気持ちで初日の公演が終わるのを待つ。夜になり売店にタイムズの夕刊紙が届けられると、子供たちは我先に舞台公演の批評欄を見る。賞賛の記事を見て、子供たちはアイバンに飛びついて喜ぶ。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替(初回放送1990年9月20日 TBS『木曜シネマシアター』DVD収録)
- アイバン・トラバリアン - アル・パチーノ(堀勝之祐)
- アリス・デトロイト - ダイアン・キャノン(一城みゆ希)
- グロリア・トラバリアン - チューズデイ・ウェルド(宗形智子)
- クレップリック - アラン・キング(嶋俊介)
- モリス・ファインスタイン - ボブ・ディシー(大山高男)
- パトリック・ディッカー - ボブ・エリオット(伊井篤史)
- ジャッキー・ディッカー - レイ・グールディング(亀井三郎)
- 子供たち[3]
スタッフ
[編集]- 監督:アーサー・ヒラー
- 製作:アーウィン・ウィンクラー
- 脚本:イスラエル・ホロヴィッツ(en)
- 撮影:ヴィクター・J・ケンパー
- 音楽:デイヴ・グルーシン
- 編集:ウィリアム・H・レイノルズ
ノミネート
[編集]- 第40回ゴールデングローブ賞[4]
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - アル・パチーノ
脚注
[編集]- ^ “Release dates for Author! Author!”. IMDb. 2012年4月1日閲覧。
- ^ “喝采の陰で”. KINENOTE. 2012年4月1日閲覧。
- ^ DVD『喝采の陰で』エンド・クレジット参照。
- ^ 1983年ゴールデングローブ賞 IMDb 2017年8月2日閲覧。
参考資料
[編集]- DVD『喝采の陰で』20世紀フォックス ホームエンターテインメント ジャパン。