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喜多村悦史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
喜多村 悦史
生誕 広島県
研究分野 社会保障
研究機関 東京福祉大学
出身校 京都大学
プロジェクト:人物伝
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喜多村 悦史(きたむら えつし、1951年昭和26年) - )は、日本の元厚生官僚社会福祉学者東京福祉大学大学院社会福祉学研究科教授、一般財団法人日本ウエルネス協会理事[1]博士(社会福祉学)[2]。専門は社会保障労働法財政[3]

経歴

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広島県福山市生まれ[4]京都大学法学部を卒業後、1974年(昭和49年)、厚生省に入省し、社会保険制度の企画・運営に従事する[5]内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官、財団法人結核予防会専務理事[6]等を経て、現在は東京福祉大学大学院社会福祉学研究科教授[7]2011年平成23年)、「国民保険創設(社会保障の統合)とその財政見通し」により、東京福祉大学から博士(社会福祉学)を取得した[2]

全ての社会保険を一元化する「国民保険構想」を提唱している[4][8]

主な著書

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  • 『社会保障改革への処方箋』、医薬経済社、2013年 ISBN 978-4-902968-40-8
  • 『浄化槽の法律物語』、オフィスTM、2012年 ISBN 978-4-8132-8985-2
  • 『国民保険を創設せよ 日本を救う社会保障制度とは』、時評社、2003年 ISBN 4-88339-086-1
  • 『社会保険再生への道』、論創社、2003年 ISBN 4-8460-0372-8
  • 『生涯の安心を託す社会保険の姿『国民保険構想』の骨格13章』、日本厚生協会出版部、2002年 ISBN 4-931564-16-X
  • 『日本型リバース・モーゲージの構想』、都市文化社、2000年 ISBN 4-88714-209-9
  • 『血液の基礎知識 血液事業の歴史と方向 第2版』、都市文化社、1999年 ISBN 4-88714-195-5

脚注

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  1. ^ 役員名簿”. 一般財団法人日本ウエルネス協会. 2017年8月9日閲覧。
  2. ^ a b 国民保険創設(社会保障の統合)とその財政見通し 喜多村悦史”. 国立国会図書館. 2017年8月9日閲覧。
  3. ^ 群馬県研究者データベース”. 群馬県企画部新エネルギー推進課. 2017年8月9日閲覧。
  4. ^ a b 喜多村悦史氏インタビュー”. 再生日本21. 2017年8月9日閲覧。
  5. ^ 喜多村悦史『社会保障改革への処方箋』医薬経済社、2013年。 
  6. ^ 複十字 2004年297号”. 結核予防会. 2018年8月7日閲覧。
  7. ^ 大学院研究科別教員一覧”. 東京福祉大学. 2017年8月9日閲覧。
  8. ^ 国民保険構想 (報告:内閣府経済社会総合研究所 喜多村悦史 総括政策研究官)”. ニッセイ基礎研究所. 2017年8月9日閲覧。

関連項目

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