喜多嶋隆
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きたじま たかし 喜多嶋 隆 | |
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生誕 |
1949年5月10日(75歳) 日本 東京都文京区 |
出身校 | 明治大学 |
職業 | 小説家 |
喜多嶋 隆(きたじま たかし、本名: 喜多嶋 隆夫、1949年5月10日 - )は、日本の小説家である。
人物
[編集]1949年(昭和24年)、東京都文京区生まれ[1]。東京都立北園高等学校を経て、明治大学政治経済学部卒業。
大学卒業後は、コピーライター、CFディレクターなどを務めた。1981年(昭和56年)、著作 『マルガリータを飲むには早すぎる』 で、小説現代新人賞受賞。その後、多くの青春小説を、角川文庫、集英社コバルト文庫、光文社文庫など文庫オリジナルで多数執筆している。
著書
[編集]一部の本は電子書籍でも販売されている。
一般小説
[編集]- 海賊放送局ハワイ99
- 殺しのヒットパレード(講談社ノベルズ 1983/講談社文庫)
- ビキニ探偵危機一髪(講談社ノベルズ、1984)
- 【改題】ビキニ・ガールは、狙われる(講談社文庫)
- さよならは、カンパリ・ソーダ(光文社、1983/光文社文庫)
- CFギャング・シリーズ(光文社文庫)
- CF愚連隊(1984)
- CFガール(1985)
- ロンリー・ランナー(1986)
- マーメイドは、歌わない(1987)
- カムバックには、遅くない(1988)
- 君にロング・グッドバイ(1988)
- リトル・ファイター(1989)
- チャイナ・ドレスは似合わない(1990)
- 三十秒のラブ・ソング(2003)
- 愛は生きてるうちに(2003)
- サヨナラには早過ぎる(2004)
- たとえゴールが遠くても(2004)
- 15秒の奇跡(2005)
- ただ、愛のために(2005)
- ビバリー・ヒルズで朝帰り(2006)
- あのバラードが歌えない(2007)
- 君は戦友だから(2016)
- 二十年かけて君と出会った(2017)
- ココナツ・ガールは渡さない 2019)
- 「ポニー・テール」シリーズ(角川書店)
- ポニー・テールは、ふり向かない(1984/角川文庫)
- ポニー・テールは、風まかせ(1985/角川文庫)
- ポニー・テールに、通り雨(1987)
- ポニー・テールに、罪はない(1987)
- ポニー・テールは、ほどかない(1988)
- テネシー・ワルツは、1度だけ(光文社、1984/光文社文庫)
- 天使のアッパーカット(講談社、1985/講談社文庫)
- ラスト・ダンスは、裸足で(角川書店、1985/角川文庫)
- パイナップル巨人軍(角川書店、1986/角川文庫)
- バトン・ガールは、もう泣かない (角川文庫、1986)
- こちらレオタード探偵団!(祥伝社ノン・ポシェット、1987)
- 【改題】こちら美少女探偵団!(コスミック出版コスモノベルズ、1995)
- プール・バーで待っている(光文社、1987)
- 【改題】友よ、もう会うこともないだろう(光文社文庫)
- 六本木シリーズ(実業之日本社)
- 六本木バナナ・ボーイズ(1988/光文社文庫、1989)
- 六本木シンデレラ(1989/光文社文庫、1992)
- 六本木サンセット(1991)
- ジェームス・ディーンに、似ていた (角川文庫、1988)
- カラーに口紅 (角川文庫、1988)
- 海辺のロンリー・ハート・ガールズ (角川文庫、1989)
- ロックンロール・ティーチャー (光文社文庫、1989)
- 「南十字星ホテルにて」シリーズ(天山出版/角川文庫)
- 南十字星(サザンクロス)ホテルにて(1989/1991)
- ツイン・ルームから海が見える(1990/1992)
- 夏物語 (角川文庫、1989/田畑書店、2024)
- 湘南レッド・シューズ (角川文庫、1990)
- フィリップ・マーロウの娘 (光文社文庫、1990)
- 島からのエア・メール (角川文庫、1990)
- 水平線ストーリー (角川文庫、1991)
- 嘉手納広美シリーズ(光文社文庫)
- ハイヒールで追いつめろ(1991)
- アフター・ファイヴに探偵を(1991)
- ルールは、わたしが決める(1992)
- 航太郎シリーズ
- ミッドナイト・フィッシング(天山出版、1992/光文社文庫)
- ドラゴン・フィッシュを釣りあげろ (光文社文庫、1993)
- ラスト・キッスは、湘南で (角川文庫、1992)
- 8月のカモメたち (角川文庫、1993)
- ビリーがいた夏 (角川文庫、1993)
- プールサイドで踊ろう (角川文庫、1994)
- ハワイアン・ジゴロは眠らない(実業之日本社、1994)
- 湘南探偵物語(光文社文庫)
- 恋はフェニックス(1994)
- ヨコスカ・ガールに伝言(1995)
- 恋とは何か君は知らない(1995)
- 君は、ぼくの灯台だった(1996)
- カモメだけが見ていた(1996)
- サンセット・ビーチで逢おう(1997)
- ロバートを忘れない(1998)
- ソルティ・ドッグが嘘をつく(1998)
- わたしが許さない(1999)
- ジュリエットが危ない(1999)
- ハンバーガーが死んでいく(2000)
- ブラディ・マリー シリーズ (角川文庫)
- 涙のブラディ・マリー(1995)
- ブラディ・マリーと呼ばないで(1995)
- ブラディ・マリーをもう1杯(1995)
- 朝までブラディ・マリー(1996)
- ブラディ・マリーは甘くない(1997)
- お別れにブラディ・マリー(1997)
- ブラディ・マリーは飲まないで(1998)
- ブラディ・マリーに雪が降る(1999)
- 猫にもブラディ・マリー(1999)
- 天使のリール(中央公論社、1997/中公文庫)
- 潮風通信(小学館文庫、1998)
- 天国からのメール (角川文庫、2000)
- ビーチ・サンダルで告白した (角川文庫、2000)
- 夏が終わり、愛が始まる (光文社文庫、2001)
- 君といたホノルル (角川文庫、2001)
- ルアーに恋した日 (光文社文庫、2001)
- ぼくとミセス・ジョーンズの夏 (角川文庫、2001)
- 再会のシンガポール・スリング (角川文庫、2002)
- 少女ライカシリーズ (光文社文庫、2002)
- 少女ライカ
- ライカに願いを
- ハイビスカスが散った (角川文庫、2002)
- 「Sing」シリーズ (角川文庫)
- Sing 海がくれたバラード(2003)
- Sing 2 もう一度、ステージに(2004)
- Sing 3 さよなら、イエスタディ(2004)
- シャワー 角川書店(2005 )
- 【改題】きみの愛が、僕に降りそそいだ (角川文庫)
- もう、若くはないけど(角川書店、2005)
- 水恋 suiren(角川書店、2006/角川文庫)
- キャット・シッターの君に。(角川書店、2006/角川文庫、2010)
- On the beach (角川文庫、2007)
- 君を探してノース・ショア (光文社文庫、2007)
- サイドシートに君がいた (角川文庫、2008)
- ゴルファー”ユウ”シリーズ (光文社文庫、2008)
- あの虹に、ティー・ショット
- バンカーなんか怖くない
- ふたりでKIKIを聴いていた (角川文庫、2008)
- 君はジャスミン (角川文庫、2009)
- 君の夢を見るかもしれない (光文社文庫、2009)
- さよなら、湘南ガール (角川文庫、2010)
- 美しき敗者たち (光文社文庫、2010)
- 恋のぼり 二人で見ていた、あの空に (角川文庫、2011)
- She Is Wind―彼女は風のように (光文社文庫、2011)
- ラブソングが歌えない (角川文庫、2011)
- 中川凛シリーズ(光文社文庫)
- きみがハイヒールをぬいだ日(2011)
- きみは心にジーンズをはいて(2012)
- 地図を捨てた彼女たち (角川文庫、2012)
- みんな孤独だけど (角川文庫、2012)
- きみの瞳に乾杯を (光文社文庫、2012)
- かもめ達のホテル (角川文庫、2013)
- マナは海に向かう (光文社文庫、2013)
- 恋を、19粒 (角川文庫、2013)
- 海よ、やすらかに(角川書店、2014)
- 向かい風でも君は咲く(光文社文庫、2015)
- 鎌倉ビーチ・ボーズ (角川文庫、2015)
- ペギーの居酒屋(角川文庫、2016)
- Hawaii Love Story(中央公論新社、2017)
- 賞味期限のある恋だけど(角川文庫、2018)
- 夏だけが知っている(角川文庫、2019)
- しおさい楽器店ストーリー(光文社文庫)
- A7(2019)
- B♭(2021)
- C(2022)
- Dm(2023)
- E7(2024)
- 7月7日の奇跡 (角川文庫、2020)
- 潮風シリーズ(角川文庫)
- 潮風キッチン(2021)
- 潮風メニュー(2022)
- 潮風テーブル(2023)
少女小説
[編集]- カモメ物語 (集英社文庫コバルト)
- くたばれ!ベートーベン(1986)
- ポールを追いかけろ!(1987)
- ヴァージン・トライ! (集英社文庫コバルト、1987)
- ボディ・ガードに花束を (集英社文庫コバルト、1987)
- HB物語 (集英社文庫コバルト)
- ファースト・キスまで、あと5分(1988)
- スロー・ダンスは、制服で(1989)
- レタスと剣 (集英社文庫コバルト、1988)
- 校則違反隊ストーリー 全2巻 (集英社文庫コバルト、1990)
- ダウンタウン・エンジェル 全12巻 (小学館パレット文庫、1991-1994)
- Duet 全3巻 (集英社コバルト文庫、1991-1993)
- ボビーの海 全3巻 (小学館パレット文庫、1994-1995)
- 退学届けをポケットに (学館パレット文庫、1994)
- 王子様は、ちょっとピンボケ カメラマン亜紀子の事件メモ (集英社コバルト文庫、1995)
その他
[編集]- ガイドブック
- 喜多嶋隆のアロハブック コンドミニアムで暮らすハワイ10日間 (光文社文庫、1986)
- ハワイは大人の遊び場だ。(東京書籍、2015)
- フォトコミック原作
- アロハ・ガール物語 ヒロコよ、銃をとれ(講談社モーニング・オールカラー・コミックブック、1988)
メディアミックス
[編集]テレビドラマ
[編集]- CF愚連隊(1985年5月8日、日本テレビ「水曜ロードショー特別企画」、主演:佐藤浩市)
- ポニーテールはふり向かない(1985年10月12日 - 1986年3月29日、TBS火曜8時枠、主演:伊藤かずえ)
- 天使のアッパーカット(1986年6月24日 - 10月14日、TBS土曜9時枠、主演:大塚真美)
映画
[編集]- 六本木バナナ・ボーイズ(1989年8月12日公開、主演:仲村トオル・清水宏次朗)
- cfガール(1989年10月7日公開、主演:世良公則)
ラジオドラマ
[編集]- CF愚連隊 (1989年4月17日 - 28日、NHK-FM「アドベンチャーロード」)(全10回)
- ロンリー・ランナー(1992年11月24日 - 12月4日、NHK-FM「青春アドベンチャー」)(全9回)
漫画
[編集]- 天使のアッパーカット 全2巻(画:目白花子、KC mimi 講談社コミックス、1986)
- ヴァージン・トライ! 全2巻(画:栗城祥子、小学館フラワーコミックス、1987)
- くたばれ!ベートーベン(画:高野葉子、集英社セブンティーンコミックス、1988)
- レタスと剣 全2巻(画:北川みゆき、小学館フラワーコミックス、1988/小学館文庫 全1巻)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.448