咸安落火ノリ
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咸安落火ノリ(ハマンらっかノリ、朝鮮語: 함안낙화놀이、中国語: 咸安落火遊戲、英語: Haman Falling Flower Festival)は、大韓民国慶尚南道咸安(ハマン)で毎年行われる火祭り。[1]慶尚南道無形文化財に指定されている。
このノリ(遊び、祭り)は、毎年釈迦の誕生日(旧暦4月8日)に行われる伝統的な火祭りである。木炭の粉を紙や布で縄状に編んだものを紐にぶら下げ点火し、火の粉が地面または水面に舞い落ちる幻想的な光景が特徴。[2]
咸安落火ノリの歴史は、その起源を朝鮮王朝時代の18世紀に遡り、21代英祖王が咸安に行幸された時にこの火祭りを見て、毎年続けるように命じたもの。[3][4]日本による統治時代には民族意識を高めるとして禁止されたが、1985年から復活された。しかし、近年コロナ禍により中止を余儀なくされて、2023年から鋭意再復活されて、観光のために旧暦4月8日とか関係なく大々的に開催され(特に無盡亭 무진정で)、海外からも多くの観光客が訪れている。[5][6]
こうした落火ノリの有力な行事は咸安だけでなく、慶尚北道安東市、京畿道驪州市、全北特別自治道茂朱郡、済州道済州市などでも行われている。[7]
参照項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 人気ドラマのロケ地としても話題☆韓国の火祭り「咸安落火ノリ」とは?日本人招待イベント情報もれている。(チグム、提供:韓国観光公社)
- ^ Haman Nakhwa Nori (Encyclopedia of Korean Folk Culture)
- ^ Haman Nakhwa Nori: The Traditional Korean Fireworks Festival (Linda Goes East, 2023)
- ^ 【慶尚南道.咸安】咸安 無盡亭 落火遊戲 함안 낙화놀이。(2023年) (中國語)
- ^ The historical fire works ‘Haman Nakhwa Nori’ will be held every month (Trip Around Korea, 2024)
- ^ 韓国の地方伝統の火祭り、「咸安(ハマン)落火ノリ、JAPAN DAY」が開催されました(日本旅行業協会、2024年)
- ^ 落火ノリが四季折々に開催される場所(brunch story, 2024年) (韓国語)