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和爾桃子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

和爾 桃子(わに ももこ)は、日本の翻訳家慶應義塾大学文学部中退。日本推理作家協会会員。

ロバート・ファン・ヒューリックの「ディー判事シリーズ」の全作品の新訳を担当するなど、東洋を舞台とした英米のミステリ・ファンタジーを主に翻訳。

訳書一覧

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  • ハリー・ポッターの魔法世界ガイド』(The Sorcerer's Companion、アラン・ゾラ・クロンゼック / エリザベス・クロンゼック、早川書房) 2001
  • 『マグルのためのハリー・ポッター魔法百科』(Harry Potter's Muggles' Guide to Magic、デイヴィッド・B・マウサー、早川書房) 2002
  • 『大好きなハリー・ポッターへ : 世界の子どもたちより』(Kid's Letters to Harry Potter、ビル・アドラー、編訳、早川書房) 2002
  • 『鳥姫伝』(Bridge of Birds、バリー・ヒューガート 、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2002
  • 『霊玉伝』(The Story of the Stone、バリー・ヒューガート、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2003
  • 『八妖伝』(Eight Skilled Gentlemen、バリー・ヒューガート、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2003
  • 『ブラッド・プライス - 血の召喚 -』(Blood price、タニア・ハフ、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2005
  • 『アゴールニンズ』(Tooth and Claw、ジョー・ウォルトン、早川書房) 2005、のち改題『ドラゴンがいっぱい!:アゴールニン家の遺産相続奮闘記』(ハヤカワ文庫 FT) 2008
  • 『ヴァンパイアはご機嫌ななめ』(Undead and Unwed、メアリジャニス・デヴィッドスン、早川書房) 2006
  • 『白薔薇と鎖』(The White Rose Murders 、ポール・ドハティ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2006
  • 『ママは悪魔ハンター』(Carpe demon、ジュリー・ケナー、早川書房) 2006
  • 『ナツメグの味』(The Touch of Nutmeg Make It、ジョン・コリア垂野創一郎,小池滋,吉村満美子共訳、河出書房新社、Kawade mystery) 2007
  • 『緑の瞳のアマリリス』(Amaryllis、ジェイン・アン・クレンツ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2007
  • 『イスタンブールの群狼』(The Janissary Tree、ジェイソン・グッドウィン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2008
  • 『教会の悪魔』(Satan in St.Mary's、ポール・ドハティ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2008
  • 護られし者 1 (萌芽)』(The Painted Man、ピーター・V・ブレット、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2008
  • 『護られし者 2 (代償)』(ピーター・V・ブレット、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2008
  • 『護られし者 3 (攻勢)』(ピーター・V・ブレット、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2009
  • 『イスタンブールの毒蛇』(The Snake Stone、ジェイソン・グッドウィン、早川書房、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
  • 『剣姫 : グレイスリング』(Graceling、クリスティン・カショア、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2011
  • 『アルフハイムのゲーム : 特務探査官リーラ・ブラック』(Keeping It Real、ジャスティナ・ロブソン、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2012
  • 『ZOO CITY』(Zoo City、ローレン・ビュークス、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 2013
  • 『犬猫探偵と月曜日の嘘』(Collared - A GIn & Tonic Mystery、L・A・コーネツキー、ヴィレッジブックス) 2013
  • 『スペシャリテには罠をひとさじ』(Sweet Revenge、アンドレア・ペンローズ、ヴィレッジブックス) 2014
  • 『ささやかで大きな嘘』上・下(Big Lottle Lies、リアーン・モリアーティ、東京創元社、創元推理文庫) 2016
  • 『エルフ皇帝の後継者』上・下(The Goblin Emperor、キャサリン・アディスン、東京創元社、創元推理文庫) 2016

ロバート・ファン・ヒューリック

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  • 『真珠の首飾り』(Necklace and calabash、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2001
  • 『雷鳴の夜』(The Haunted monastery、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2003
  • 『観月の宴』(Poets and murder、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2003
  • 『紅楼の悪夢』(The Red pavilion、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2004
  • 『五色の雲』(Judge Dee at work、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2005
  • 『柳園の壺』(The Willow pattern、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2005
  • 『南海の金鈴』(Murder in canton、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2006
  • 『白夫人の幻』(The Emperor's pearl、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2006
  • 『北雪の釘』(The Chinese nail murders、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2006
  • 『東方の黄金』(The Chinese gold murders、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2007
  • 『紫雲の怪』(The Phantom of the temple、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2008
  • 『江南の鐘』(The Chinese bell murders、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2008
  • 『沙蘭の迷路』(The Chinese maze murders、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2009
  • 『水底の妖』(The Chinese lake murders、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2009
  • 『螺鈿の四季』(The Lacquer screen、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2010
  • 『寅申の刻(とき)』(The Monkey and the tiger、ロバート・ファン・ヒューリック、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 2011

ジャクリーン・ケアリー

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  • 『クシエルの矢 1 (八天使の王国) 』(Kushiel's Dart、ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2009
  • 『クシエルの矢 2 (蜘蛛たちの宮廷)』(ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2009
  • 『クシエルの矢 3 (森と狼の凍土)』(ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2009
  • 『クシエルの使徒 1 (深紅の衣)』(Kushiel's Chosen、ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2009
  • 『クシエルの使徒 2 (白鳥の女王)』(ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2010
  • 『クシエルの使徒 3 (罪人たちの迷宮)』(ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2010
  • 『クシエルの啓示 1 (流浪の王子)』(Kushiel's Avatar、ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2010
  • 『クシエルの啓示 2 (灼熱の聖地)』(ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2010
  • 『クシエルの啓示 3 (遥かなる道)』(ジャクリーン・ケアリー、早川書房、ハヤカワ文庫FT) 2010

サキ

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  • 『クローヴィス物語』(The Chronicles of Clovis、サキ、白水社、白水Uブックス) 2015
  • 『けだものと超けだもの』(Beasts and Super-Beasts、サキ、白水社、白水Uブックス) 2016
  • 『平和の玩具』(The Toys of Peace、サキ、白水社、白水Uブックス) 2017
  • 『四角い卵』(The Square Egg、サキ、白水社、白水Uブックス) 2017 

ジョン・ディクスン・カー

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  • 『蝋人形館の殺人』(The Corpse in the Waxworks、ジョン・ディクスン・カー東京創元社創元推理文庫) 2012
  • 『夜歩く』(It Walks by Night、ジョン・ディクスン・カー、東京創元社、創元推理文庫) 2013
  • 『髑髏城』(Castle Skull、ジョン・ディクスン・カー、東京創元社、創元推理文庫) 2015
  • 『絞首台の謎』(The Lost Gallows、ジョン・ディクスン・カー、東京創元社、創元推理文庫) 2017

参考文献

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  • 日本推理作家協会 会員紹介