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呑海寺 (徳島県松茂町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呑海寺どんかいじ
所在地 徳島県板野郡松茂町中喜来牛飼野東ノ越21
山号 方広山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 地蔵菩薩
創建年 1593年天正20年)
開基 才叔西堂
正式名 方広山 呑海寺
文化財 六地蔵尊(松茂町指定文化財)
法人番号 6480005003333 ウィキデータを編集
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呑海寺(どんかいじ)は、徳島県松茂町にある臨済宗妙心寺派寺院[1]。山号は方広山。本尊は地蔵菩薩

歴史

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1593年天正20年)に才叔西堂によって開基。1581年天正9年)に中喜来観音堂境内に安置された「六地蔵尊」は松茂町文化財に、また「二上り音頭とまわり踊り」は松茂町無形民俗文化財にそれぞれ指定されている。

境内には播磨国出身で、豊臣秀吉との三木合戦後、当地に落ち延びた三木宗圭の墓がある。中喜来の庄屋となった宗圭は、徳島藩の厳しい年貢の取り立てと検地に反対して刑死した[2]

文化財

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六地蔵尊
二上り音頭とまわり踊り
  • 松茂町指定無形民俗文化財 - 1986年(昭和61年)3月25日指定。

交通

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脚注

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  1. ^ 呑海寺”. 八百万の神. 2021年5月19日閲覧。
  2. ^ 「徳島県の歴史散歩」(2009年山川出版社,p46)