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吉野教育図書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉野教育図書株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
542-0081
大阪府大阪市中央区南船場2-5-8
長堀コミュニティビル3F
設立 1970年10月
(2012年9月民事再生法の適用を申請)
業種 情報・通信業
事業内容 中学生用学習参考書の出版・販売
代表者 藤瀬文隆(最後の代表取締役社長)
関係する人物 前田隆一
外部リンク http://www.soiku.co.jp/02.html
特記事項:株式会社創育 吉野教育事業部として存続
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吉野教育図書株式会社(よしのきょういくとしょ)は、大阪府大阪市中央区に本社を置いていた学習参考書・教科書出版社で、株式会社 創育 吉野教育事業部の前身にあたる。

処女出版の「中学○○のワークブック」は学習参考書の代名詞となっている。

沿革

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1949年(昭和24年)4月、京都市上京区において元文部省図書監修官の前田隆一(民主党参議院比例区選出の前田武志の父[1])が当時戦後の混乱期に再建を念じ、国づくり、人づくりの為の教育を掲げ、吉野教育図書株式会社の前身、株式会社吉野書房を創設したのに始まり、その処女出版の「中学○○のワークブック」は学習参考書の代名詞となっている。

その後、吉野教育図書株式会社に改組し、「国語学習便覧」「社会科基本用語集」などのヒット商品を生み出している他、現在、その取扱教材は、約400社の特約代理店網を通じて全国の中学校で学習に利用されており、総点数約500点を発刊している。

2012年9月19日、民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた後、株式会社創育によって民事再生がなされ、大阪市天王寺区生玉前町1-19に大阪オフィス、及び泉大津市清水町3-3に配送センターを構える同社の吉野教育事業部として存続している。

年譜

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  • 1949年 - 元文部省図書監修官の前田隆一が京都市上京区において、株式会社吉野書房を設立し、教育書・及び学校図書教材の出版を始める。日本初の『中学○○のワーク ブック』を発刊。「○○の研究と完成」「○○の問題と正解」などを製作出版。逐次中学用の出版規模を拡大し、販路は全国に拡がる。
  • 1958年 - 本社を大阪市西成区に移転。
  • 1970年 - 社名を吉野教育図書株式会社に変更。
  • 1973年 - 代表取締役社長に生駒康男が就任。
  • 1978年 - 大阪市阿倍野区阿倍野筋5丁目9番27号に「吉野教育ビル」(鉄筋コンクリート6階建)が完成し、本社を移転。
  • 1982年 - 配送センターを大阪市西成区に新築移転。
  • 1983年 -「吉野教育ビル」東側に隣接する株式会社朝日商会(大阪市阿倍野区阿倍野筋5丁目9番8号)から分筆された
    敷地の一部(87.06㎡)を坪単価:115万円で買収。
  • 1983年 - 株式会社朝日商会から買収した敷地、及び既存の敷地の一部に鉄筋平屋建の車庫を建設し、駐車場を増床。
  • 1984年 - 東京支社を設置。
  • 1987年 - 福岡営業所を設置。
  • 1987年 - 鉄筋平屋建の車庫を解体。大阪市阿倍野区阿倍野筋5丁目9番8号に重量鉄骨3階建のビル(1階:車庫、2階・3階:事務所)を建設し、「吉野教育ビル」を増床。
  • 1990年 - 代表取締役社長に伊藤次夫が就任。
  • 1995年 - 代表取締役社長に藤田毅志が就任。
  • 2001年 - ホームページを開設。
  • 2002年 - 有限会社日放商事(大阪府堺市)に土地・建物をし、「吉野教育ビル」の賃貸契約を結ぶ。
  • 2004年 - 代表取締役社長に伊藤次夫が再び就任。
  • 2006年 -「ラルーチェ阿倍野」(鉄筋コンクリート10階建)への建て替え工事に伴い、本社を大阪市西成区花園南1丁目3番15号「市信萩之茶屋ビル」3階に仮移転。
  • 2007年 - 代表取締役社長に藤瀬文隆が就任。
  • 2009年 - ホームページをリニューアル。「ラルーチェ阿倍野ビル」の完成に伴い、本社を大阪市阿倍野区阿倍野筋5丁目9番27号「ラルーチェ阿倍野ビル」2Fに移転。
  • 2012年 - 本社を大阪市中央区南船場2丁目5番8号 長堀コミュニティビル3階に移転。
  • 2012年 - 民事再生法の適用を申請[2]

事業所

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  • 本社
〒542-0081
大阪市中央区南船場2丁目5番8号
長堀コミュニティビル3F
  • 東京支社
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町2丁目4番2号
芙蓉ビル
  • 配送センター
〒595-0043
大阪府泉大津市清水町3番3号
※株式会社創育吉野教育図書事業部の配送センターとして存続

取扱教材

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取扱教材は学校直販教材で、中学校図書教材のみである。

  • ワーク教材
    • 国語、社会、数学、理科、英語、音楽。
  • テスト教材
    • 国語、社会、数学、理科、英語、保健体育、音楽。
  • ドリル教材
    • 国語、社会、数学、理科、英語。
  • ノート教材
    • 国語、理科、英語、保健体育、音楽、技術・家庭、その他(道徳)。
  • 日常教材
    • 国語、社会、理科、英語。
  • 資料集
    • 国語、社会、数学、理科。
  • 2~3学期教材
    • 国語、社会、数学、理科、英語。
  • 総まとめ教材
    • 国語、社会、数学、理科、英語。
  • 休み教材
    • 国語、社会、数学 理科、英語。
  • 面接

脚注

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外部リンク

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