吉田類
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吉田 類 | |
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誕生 |
1949年6月1日(75歳) 高知県高岡郡仁淀村 (現吾川郡仁淀川町) |
職業 | ライター、イラストレーター |
国籍 | 日本 |
代表作 | 吉田類の酒場放浪記(テレビ番組) |
吉田類 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年 - |
登録者数 | 2.45万人 |
総再生回数 | 618,191 回視聴 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年4月23日時点。 |
吉田 類(よしだ るい、1949年6月1日 - )[1]は、日本のライター。
「酒場詩人」の肩書で紹介されることが多く、居酒屋探訪家としての活動で知られる。その他にイラストレーター、俳人としても活動する。
名前の「類」は通称[2]。高知県高岡郡仁淀村(現吾川郡仁淀川町)出身。
略歴・エピソード
[編集]3歳の時に父親と死別。小学生の頃に絵を習い始める。初めて俳句を詠んだのも小学生の時。かねてから憧れを抱いていた京都に小学校卒業と同時に移り住み、中学・高校時代を過ごす。その後ニューヨークやヨーロッパ等を放浪しながら絵を勉強し、シュールアートの画家として主にパリを拠点に約10年間活動。30代半ばで活動の場を日本に移し[3]、イラストレーターに転身。1990年代からは酒場や旅に関する執筆活動を始めるかたわら、俳句愛好会「舟」を主宰。また登山も趣味にしており、テレビ番組の企画等で山に登ることも多い。独身・一人暮らし(吉田類の酒場放浪記より)。高知県観光特使及び仁淀川町観光特使。
公園で見つけた野良猫に『からし』[4]という名を付けて飼い始め、酒場や登山にも連れて行くなど、17年間を一緒に過ごしていた。からしが死んだ後、虚脱感から立ち直るのに約5年を要したという[3]。愛猫家であり、2023年2月現在『ララ』(ノルウェージャンフォレストキャット・雌)[5]と『グレ』(種類不詳・雄)[6]の2匹と暮らしている。
「吉田類の酒場放浪記」・「おんな酒場放浪記」でナレーションを務める河本邦弘からは、「高知が生んだ偉大なる酔っぱらい」[7]、「10年間呑んだくれてきた男」[8]等と呼ばれている。
2020年、YouTubeチャンネル『吉田類チャンネル』を開設。
メディア出演
[編集]レギュラー番組
[編集]- 吉田類の酒場放浪記(BS-TBS、毎週月曜21:00-22:00) - 吉田類が首都圏を中心に居酒屋等の酒場を紹介する番組。15分番組を4本放送。基本的に1本目のみ新作。2本目は3年前、3本目は2年前、4本目は前年放送された回の再放送。この他TBSチャンネルでも随時放送している。
- もういちど酒場放浪記(2004年10月 - 2007年9月、2010年10月2日 - 2011年3月26日) - 『吉田類の酒場放浪記』の再放送版
- 吉田類のゆる〜り・ほろ酔いと〜く(HBCラジオ、2010年11月5日 - 2020年9月29日)
- 吉田類の北海道ぶらり街めぐり(北海道放送、2012年1月から2014年3月までは「北海道港町めぐり」、不定期放送)
- 吉田類の類語録(FM高知、2012年4月2日 - )
- 吉田類の博多ほろ酔い日記(RKBラジオ、2013年11月 - )
- ラジオ深夜便(NHKラジオ第1放送・FM放送・国際放送、2016年4月10日 - ) - 毎月第2日曜日、23時台「ないとガイド」で「酒のある風景(2017年度までは『酒で綴るにっぽんの旅』)」のコーナーを担当。
- にっぽん百低山(NHK BSプレミアムで2020年11月から2022年3月まで「吉田類のにっぽん百低山」として不定期放送、2022年4月からNHK総合でレギュラー放送)
特別番組
[編集]- 吉田類 フランス大紀行〜美食と芸術を訪ねて〜(BS-TBS、2019年3月8日・3月15日)※倉本康子と共演。
ゲスト出演
[編集]- タモリ倶楽部(テレビ朝日、2006年10月20日放送)-「立ち飲みながら立ち飲みを語る 立ち飲みシンポジウム」のテーマでゲストとして出演し、立ち飲みについて語った。
- 大沢悠里のゆうゆうワイド(TBSラジオ、2009年5月8日放送)
- ザ・プロ野球「横浜[9]×巨人」(BS-TBS・TBSニュースバード、2010年10月5日放送)- 5回裏終了後に出演し『吉田類の酒場放浪記』の番組宣伝や試合の感想などを語った。また試合開始前には始球式を行っている。
- 上柳昌彦 ごごばん!(ニッポン放送、2010年12月3日放送)-「サケノミスト」「酒場の達人」と紹介される。
- 関口宏の昭和青春グラフィティ(BS-TBS、2011年8月2日放送)- 第18回「昭和の酒『ニッポンの成長を陰で支えてきた昭和の酒』」の回に出演。
- メレンゲの気持ち(日本テレビ、2011年10月29日放送)- この回のゲスト・藤原竜也の「憧れの人」としてサプライズ出演。
- 孤独のグルメ Season2 第9話 (2012年12月05日、テレビ東京)- とんぱちで飲む男性 役
- 金とく(NHK名古屋放送局、2013年2月22日放送) - 「美酒のお供に… おつまみ倶楽部」の回に出演。
- 今、この顔がスゴい!(TBSテレビ、2013年5月23日放送) - 「今日の顔」の1人として紹介される(VTR出演)[1]。
- カーナビラジオ午後一番!(HBCラジオ、2014年2月24日放送)-アシスタント山根あゆみのピンチヒッターとして4時間生出演。
- サワコの朝(毎日放送・TBS、2014年3月8日放送)
- ゴロウ・デラックス(TBSテレビ、2014年12月18日放送) - 「課題図書」として『酒場詩人の流儀』が取り上げられる。
- 関口宏の人生の詩(BS-TBS、2015年1月28日放送)- 第39回「吉田類の放浪人生」の回に出演。
- クローズアップ現代(NHK総合テレビ)
- 第3615回「今夜ももう一杯〜酒場と日本人の新たな関係〜」(2015年2月12日放送) - VTR出演
- 「世界の心をとらえた!日本の酒造り 無形文化遺産へ」(2024年12月4日放送) - スタジオゲスト
- 酒とつまみと男と女(BSジャパン、2015年3月24日放送)- 最終回「銀座」の回に“酔客”(=ゲスト)として出演[10]。
- 下町ロケット 最終話(TBSテレビ、2015年12月20日放送) - 椎名直久 役[11]
- ごごナマ(NHK総合テレビ、2017年6月22日放送) - 「オトナの遊び場・『夢の競演!?なぎら健壱×吉田類の居酒屋談議』」のコーナーに出演[12]。
- にっぽんトレッキング100スペシャル 生中継・夏の北アルプス山小屋大縦断(2017年7月22日、NHK BSプレミアム) - この番組への出演が「にっぽん百低山」制作のきっかけとなった[13]。
- ぴったんこカン・カン(TBSテレビ、2018年12月7日放送) - 「吉田羊の酒場放浪記」で吉田羊と安住紳一郎が訪れた酒場に偶然居合わせた。
- にっぽん酒処めぐり(旅チャンネル、2019年1月13日・1月27日放送)- 第1回・第2回ゲスト
- ワカコ酒 Season4(BSテレ東、2019年2月18日放送) - 第7夜「素敵な出会い」に本人役で出演。
- あてなよる(NHK BS4K・BSプレミアム、2020年5月20日放送) - 「海苔で呑(の)む」の回に出演。[14]
- NHKニュースおはよう日本(NHK、2020年12月12日放送) - 「コロナ禍 “飲み文化”はどこへ ~吉田類さんに聞く~」[15]に出演。
テレビCM
[編集]- ロート製薬「パンシロンAZ」「パンシロン01+」「新・ロート防風通聖散」(2010年6月14日 - )- 『吉田類の酒場放浪記』番組内のみでの放送。
- 森永製菓「チョコボールのなかみ」(2021年10月4日 - )- 『吉田類の酒場放浪記』番組内のみでの放送。
- 日本蒸留酒酒造組合[16]( - 2017年3月27日)
- ショップジャパン「トゥルースリーパー」(2023年 - 2024年9月)
映画
[編集]- 吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」[17](2017年6月10日公開、KADOKAWA) - 3部構成のオムニバス映画。吉田は案内役、第3話の主人公・森本勝也 役[18]の他、主題歌(時代おくれ)も担当[19]。
著書
[編集]- 立ち呑み詩人のすすめ (同朋舎 びっくりぶろ、2000年9月、ISBN 4-8104-2641-6)
- 東京立ち飲みクローリング (交通新聞社 散歩の達人ブックス:大人の自由時間、2002年1月、ISBN 4-330-65501-2)
- 酒場歳時記 (日本放送出版協会 生活人新書、2004年9月、ISBN 4-14-088120-8)
- 酒場のオキテ (青春出版社 青春文庫、2007年4月、ISBN 978-4-41309364-4)
- 東京立ち飲み案内 (メディア総合研究所、2009年4月、ISBN 978-4944124336)
- 酒場を愉しむ作法 (ソフトバンク クリエイティブ ソフトバンク新書、2010年9月、ISBN 978-4797356724)
- 吉田類の酒場放浪記 (TBSサービス、2009年4月20日、ISBN 978-4904345016)
- 吉田類の酒場放浪記 2杯目 (TBSサービス、2010年7月5日、ISBN 978-4904345108)
- 吉田類の酒場放浪記 3杯目 (TBSサービス、2010年12月13日、ISBN 978-4904345146)
- 吉田類の酒場放浪記 4杯目 (TBSサービス、2011年7月18日、ISBN 978-4904345221)
- 吉田類の酒場放浪記 5杯目 (TBSサービス、2011年12月19日、ISBN 978-4904345283)
- 吉田類の酒場放浪記 6杯目 (TBSサービス、2012年8月30日、ISBN 978-4904345320)
- 吉田類の酒場放浪記 7杯目 (TBSサービス、2013年11月30日、ISBN 978-4904345382)
- 吉田類の酒場放浪記 8杯目 (TBSサービス、2014年7月24日、ISBN 978-4904345399)
- 吉田類の酒場放浪記 9杯目 (TBSサービス、2015年7月17日、ISBN 978-4904345405)
- 酒場詩人・吉田類の旅と酒場俳句(KADOKAWA、2014年2月、ISBN 978-4047319042)
- 酒場詩人の流儀 (中公新書、2014年10月、ISBN 978-4-12-102290-5)
音楽
[編集]シングル
[編集]- 『One Scotch,One Burbon,One Beer』(ポリスター、2016年7月18日、XQJX-9001)
脚注
[編集]- ^ a b 『今、この顔がスゴい!』では何故か「年齢非公開」と紹介されていた。
- ^ 朝日新聞2015年9月12日土曜別冊版「be」p.b9、「逆風満帆」より
- ^ a b 『関口宏の人生の詩』より。
- ^ 家に連れ帰って汚れた体を洗ってやったところ、からしの様な色の体毛が現れたことから命名したという。
- ^ 吉田類さんと愛猫・ララちゃん - YouTube
- ^ スペシャルなゲストが登場? 吉田類から皆さんへお願い - YouTube
- ^ おんな酒場放浪記、2013年10月19日放送。この時出演していたのは、栗原友。
- ^ 特別番組『酒場放浪記スペシャル〜海の男 吉田類とほろ酔い3人娘〜』より
- ^ 現:横浜DeNAベイスターズ。
- ^ 日刊ゲンダイ|BS界騒然! あの吉田類氏が他局の酒飲み番組に“初”出演
- ^ “酒場詩人・吉田類氏、『下町ロケット』で役者デビュー 小泉孝太郎の父親役”. ORICON STYLE (2015年12月11日). 2015年12月11日閲覧。
- ^ ごごナマ オトナの遊び場「夢の競演!?なぎら健壱×吉田類の居酒屋談議」 - NHK
- ^ “低山ブームの火付け役!? 酒場詩人・吉田類のNHK『にっぽん百低山』が地上波放送開始!”. BE-PAL (2022年4月3日). 2022年8月21日閲覧。
- ^ 「吉田 類とちはるが海苔で呑む!」『NHKオンライン』、日本放送協会、2020年5月18日 。2020年5月20日閲覧。
- ^ 『コロナ禍 “飲み文化”はどこへ ~吉田類さんに聞く~』(プレスリリース)NHK、2020年12月12日 。2021年5月17日閲覧。
- ^ 2014年度広告ギャラリー(日本蒸留酒酒造組合)、2014年5月15日閲覧)
- ^ “キャスト・スタッフ”. 映画『今宵、ほろ酔い酒場で』公式サイト 2017年6月10日閲覧。
- ^ “酒場詩人”吉田類、スクリーンデビュー 警察に追われる社長役を熱演 | ORICON NEWS
- ^ 吉田類 主題歌にも挑戦 初主演映画で“飲んべえ応援歌”カバー ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
外部リンク
[編集]- 吉田類 (@karashi61) - X(旧Twitter)
- 吉田類チャンネル - YouTubeチャンネル
- 吉田類の酒王 - DIGITAL DIME内ブログ
- 吉田類の酒場放浪記 - My do Style内サイト
- グッドライフ - BS-TBS内番組紹介ページ
- もういちど酒場放浪記 - BS-TBS内番組紹介ページ
- 吉田類の北海道ぶらり街めぐり - 北海道放送内番組紹介ページ
- 吉田類の北海道港町めぐり - 北海道放送内番組紹介ページ
- 吉田類の類語録 - FM高知内番組紹介ページ
- 映画『今宵、ほろ酔い酒場で』公式サイト
- 吉田類:出演配信番組 - TVer
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