吉田禎吾
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人物情報 | |
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生誕 |
1923年2月26日 日本東京都 |
死没 | 2018年5月29日 (95歳没) |
出身校 | 東京帝国大学 |
学問 | |
研究分野 | 人類学 |
研究機関 | 九州大学、東京大学、聖心女子大学、桜美林大学 |
吉田 禎吾(よしだ ていご、1923年2月26日 - 2018年5月29日)は、日本の人類学者。東京大学名誉教授。1999年勲三等瑞宝章受章。
経歴
[編集]1923年、東京生まれ。1947年、東京帝国大学文学部心理学科を卒業。
卒業後は、九州大学助教授に着任。1969年、東京大学教養学部教授となる。1983年に東京大学を定年退官(1987年に東京大学名誉教授となった)。その後も聖心女子大学教授、慶應義塾大学客員教授、桜美林大学教授として教鞭をとると同時に、研究を続けた。
受賞・栄典
[編集]研究内容・業績
[編集]- クロード・レヴィ=ストロースに師事し、師であったレヴィ=ストロースなどの文化人類学の研究手法を受け継いで研究すると同時に、著作を翻訳した。
著作
[編集]著書
[編集]共編著
[編集]- 『人類学入門』 寺田和夫共著 東京大学出版会 1974
- 『社会人類学』 蒲生正男共編 有斐閣双書 1974
- 『文化人類学読本』 東洋経済新報社 1975
- 『漁村の社会人類学的研究』 壱岐勝本浦の変容 東京大学出版会 1979.2
- 『祭りと芸能の島バリ』 田村史子共著 音楽之友社 1984
- 『コスモスと社会』 宗教人類学の諸相 宮家準共編 慶應通信 1988.6
- 『異文化の解読』 平河出版社 1989.6
- 『レヴィ=ストロース』 清水書院<Century books 人と思想> 1991、新版2015。
翻訳
[編集]- 『呪術』 J.A.ロニー 白水社・文庫クセジュ 1957
- 『人類学入門』 エヴァンス=プリチャード 弘文堂 1970
- 『レヴィ=ストロース』 エドマンド・リーチ 新潮社 1971、ちくま学芸文庫 2000
- 『国家の形成』 L.クレーダー 丸山孝一共訳 現代文化人類学 3 鹿島研究所出版会 1972
- 『右手の優越』 宗教的両極性の研究 ロベール・エルツ、内藤莞爾、板橋作美共訳 垣内出版 1980、ちくま学芸文庫 2001
- 『未開と文明』 J.グディ 岩波現代選書 1986
- 『文化の解釈学』 1.2 クリフォード・ギアーツ 岩波現代選書 1987
- 『バリの親族体系』 クリフォード&ヒルドレッド・ギアツ 鏡味治也共訳、みすず書房 1989.2
- 『象徴的分類』 ロドニー・ニーダム 白川琢磨共訳 みすず書房 1993.3
- 『ズニ族の謎』 ナンシー・Y.デーヴィス 白川琢磨共訳 ちくま学芸文庫 2004
- 『神話論理IV』[2]裸の人-1 クロード・レヴィ=ストロース
- 木村秀雄、中島ひかる、廣瀬浩司、瀧浪幸次郎共訳 みすず書房 2008.11
- 『神話論理IV』裸の人-2 クロード・レヴィ=ストロース
- 『贈与論』 マルセル・モース 江川純一共訳、ちくま学芸文庫 2009
記念論集
[編集]脚注
[編集]- ^ 「99年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人、在日外国人の受章者一覧」『読売新聞』1999年11月3日朝刊
- ^ 『神話論理』全5冊についてみすず書房より企画や共訳チームのことについて記事がある