吉本直志郎
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吉本 直志郎(よしもと なおしろう、1943年(昭和18年)9月1日 - )は、日本の作家。
子供たちを中心に描いた物語のほか、歴史を題材にした作品などを手がける。
来歴
[編集]福岡県生まれ、広島県広島市育ち(満1歳から)。11歳の時、原爆孤児のための養護施設「広島戦災孤児育成所」(佐伯郡五日市町(現:広島市佐伯区))に入所。広島県立広島国泰寺高等学校卒業までここで過ごす。
1978年に同所の体験をもとにした『青葉学園物語 右向け、左!』を発表し、児童文学作家としてデビュー。同作は日本児童文学者協会新人賞受賞、ベストセラーとなりシリーズ化、1981年市毛良枝主演で映画化もされた。
1981年に川村たかし、那須正幹ら児童文学者とともに児童文学創作集団・亜空間を結成し、同人誌『亜空間』を創刊した。
主な著作
[編集]- 「西遊記」シリーズ
- 「東遊記」シリーズ
- 『リトルボーイ - LITTLE BOY』
- 『とんばら村からワチニンコ』
全5冊+姉妹編1冊(ポプラ社)
- 『右向け、左!』
- 『さよならは半分だけ』
- 『翔ぶんだったら、いま!』
- 『空色の空の下で』
- 『まっちくれ、涙』
- 『北の天使 南の天使』(姉妹編。原爆投下の日から、青葉学園ができるまでを描いている。)
バカラッチ隊シリーズ
[編集]全2冊
- 『とびだせバカラッチ隊』
- 『好きなあの子にバカラッチ』