吉川梨優那
基本情報 | |
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本名 |
吉川 梨優那 (よしかわ りゆな) |
階級 | ミニマム級 |
身長 | 151cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 2001年10月8日(23歳) |
出身地 | 大阪府堺市 |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 10 |
勝ち | 6 |
KO勝ち | 1 |
敗け | 2 |
引き分け | 2 |
吉川 梨優那(よしかわ りゆな、2001年10月8日 - )は、日本の女子プロボクサーである。大阪府堺市出身。泉北ボクシングジム所属。第4代WBOアジア太平洋女子ミニマム級王者。
来歴
[編集]小3でキックボクシングを始め、小6からパンチを習得する目的でボクシングジムに通い、中3よりボクシングに専念。元女子世界王者の野上奈々(現役時代のリングネームは好川菜々)が地元でディアマンテジムを設立すると、プロボクサーを目指すために入門[1]。
2019年12月9日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第2競技場にて渡邊葵戦でデビューも判定負け[2]。
2020年10月22日、後楽園ホールにて現役女医ボクサーの高橋怜奈と対戦し、2回TKOで初勝利[3]。
2021年4月4日、堺市産業振興センターにて川口玲可と対戦し引き分け。以降は連勝を重ねる。
2022年4月29日、堺市産業振興センターにてミニマム級7位の犬飼萌美と対戦予定だったが、犬飼の負傷のため村神歩稔との5階級上のスーパーバンタム級での契約試合に変更。しかし、前WBO女子世界スーパーフライ級王者の奥田朋子とのスパーリングなどで試合に備え、判定勝ち[4]。
2022年7月24日、堺市産業振興センターにてアトム級4位の樽井捺月と対戦し、2-0判定で勝利[5]。
2022年11月27日、堺市教育文化センター(ソフィア堺)にてWBO女子アジアパシフィックミニマム級王座決定戦をWBC世界女子アトム級3位のノル・グロと行い、3-0判定で勝利し王座獲得、ディアマンテジムに初タイトルをもたらすとともに日本初の女子師弟タイトル獲得となった[6]。
2023年5月3日、和泉シティプラザにて前日本女子アトム級王者の伊賀薫相手にWBOアジアパシフィック王座の初防衛戦に臨み[7]、ジャッジ1人がフルマークの3-0判定で勝利し王座初防衛に成功[8]。
2024年1月12日、後楽園ホールでの『フェニックスバトル109』にてWBA女子世界アトム級9位中野真由美相手にWBO女子アジアパシフィック王座の2度目の防衛戦を行い[9]、8回0-2(75-75、75-77×2)の判定負けを喫し防衛に失敗、王座から陥落した[10]。
2024年3月16日、初となる海外遠征として韓国・ソウルのスイスグランドホテルにて韓国KBM女子ライトフライ級王者ソ・リョギョンとJBC非公認のWIBA女子世界ミニマム級王座決定戦を行った[11]。なお、日本人によるWIBA王座挑戦は 2018年3月4日に韓国・大田にて日向野知恵が李恩惠の持つWIBA世界フライ級王座に挑んで以来約6年ぶりとなったが、試合は1-1判定で引き分けとなり王座獲得はならなかった[12]。
2024年10月25日、泉北ジムに移籍。
戦績
[編集]- 10戦 6勝 (1KO) 2敗 2分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2019年12月9日 | ★ | 4R | 判定0-3 | 渡邊葵(真正) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2020年10月22日 | ☆ | 2R 1:43 | TKO | 高橋怜奈(ワタナベ) | 日本 | |
3 | 2021年4月4日 | △ | 4R | 判定1-0 | 川口玲可(フュチュール) | 日本 | |
4 | 2021年11月21日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 下野有香(YuKO) | 日本 | |
5 | 2022年4月29日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 村上歩稔(升田) | 日本 | |
6 | 2022年7月24日 | ☆ | 6R | 判定2-0 | 樽井捺月(山木) | 日本 | |
7 | 2022年11月27日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ノル・グロ | フィリピン | WBO女子アジア太平洋ミニマム級王座獲得 |
8 | 2023年5月3日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 伊賀薫(真正) | 日本 | WBO太平洋王座防衛1 |
9 | 2024年1月12日 | ★ | 8R | 判定0-2 | 中野真由美(中野) | 日本 | WBO太平洋王座陥落 |
10 | 2024年3月16日 | △ | 10R | 判定1-1 | ソ・リョギョン | 韓国 | WIBA世界ミニマム級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ 初勝利...♪*゚吉川梨優那 元女子ボクシング世界チャンピオン 好川菜々オフィシャルブログ 2020年12月26日
- ^ “プロデビュー戦の18歳吉川梨優那は判定負け”. デイリースポーツ. (2019年12月9日) 2022年11月28日閲覧。
- ^ “現役女医ボクサーが壮絶“流血”ファイト プロ初のTKO負けに「申し訳ない」”. ENCOUNT. (2020年10月22日) 2022年11月28日閲覧。
- ^ “女子ミニマム級の吉川梨優那が5階級上のSバンタム級で判定勝利”. デイリースポーツ. (2022年4月30日) 2022年11月28日閲覧。
- ^ “ボクシング・女子ミニマム級の吉川梨優那が接戦制する タイトル戦に前進”. デイリースポーツ. (2022年4月30日) 2022年11月28日閲覧。
- ^ “吉川梨優那がWBOアジアパシフィック王座獲得 元世界王者・好川菜々さん主宰ジムから初チャンプ誕生”. スポーツ報知. (2022年11月27日) 2022年11月28日閲覧。
- ^ “吉川梨優那、初防衛戦を発表 肩だしドレス、頭にはティアラのせ登場「勝って世界に近づきたい」”. 日刊スポーツ. (2023年4月3日)
- ^ “吉川梨優那が初防衛、前日本王者伊賀薫に3―0判定勝ち 寺地拳四朗と同じメニューで肉体強化”. 日刊スポーツ. (2023年5月3日)
- ^ “【ボクシング】24年1月12日、女子世界3大タイトル戦決定 大橋ジム興行フェニックスバトル”. 日刊スポーツ. (2023年11月29日)
- ^ “王者・吉川梨優那 僅差判定でV2ならず 野上オーナー「これをキャリアにまたこの舞台に」”. デイリースポーツ. (2024年1月13日)
- ^ “吉川 梨優那@ソウル”. ボクシングモバイル. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “前WBO-AP女子ミニマム級王者の吉川梨優那 韓国の地域王座戦ドロー”. BOXING NEWS(ボクシング・ニュース). (2024年3月17日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 グエン・ティ・トゥ・ニ |
第4代WBO女子アジア太平洋ミニフライ級王者 2022年11月27日 - 2024年1月12日 |
次王者 中野真由美 |