司空曙
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司空 曙(しくう しょ、770年頃-790年頃[1])は、中国・唐の詩人。字は文名または文初。洺州永年県の出身。
略歴
[編集]代宗の大暦年間の初め頃、左拾遺となり、徳宗の貞元初年(785年頃)、剣南西川節度使の幕僚になった。潔癖な性格で権臣に媚びず、長沙郡のあたりに流寓していたこともある。大暦十才子の一人。
現在『司空文名詩集』三巻が残っている。
詩人としての彼
[編集]作品に『別盧秦卿(盧秦卿に別る)』(五言絶句)がある。
別盧秦卿 | |
知有前期在 | 前期の在ること有るを知れども |
難分此夜中 | 分ち難し 此の夜の中(うち) |
無将故人酒 | 故人の酒を将(もっ)て |
不及石尤風 | 石尤(せきゆう)の風に及ばずとする無かれ |