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又丸駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
又丸駅
駅跡(2015年10月)
またまる
MATAMARU
尻毛 (1.1 km)
(0.8 km) 北方東口
所在地 岐阜県岐阜市又丸
北緯35度26分22秒 東経136度42分09秒 / 北緯35.439525604248度 東経136.70249938965度 / 35.439525604248; 136.70249938965
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 揖斐線
キロ程 4.3 km(忠節起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
350人/日
-1992年[1]-
開業年月日 1914年(大正3年)3月29日
廃止年月日 2005年(平成17年)4月1日
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又丸駅(またまるえき)は、岐阜県岐阜市又丸にあった名古屋鉄道揖斐線である。隣の尻毛駅とともに珍地名として知られていた[2]

歴史

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揖斐線が前身である岐北軽便鉄道の駅として1914年(大正3年)に開業したときから存在した。開業当初は隣の尻毛駅との間に川部橋駅が存在した。

駅構造

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単式ホーム1面1線の地上駅無人駅だった[9]

配線図

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又丸駅 構内配線略図

黒野方面
又丸駅 構内配線略図
忠節方面
凡例
出典:[10][9]


利用状況

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  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は350人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中293位、 揖斐線・谷汲線(24駅)中11位であった[1]

駅周辺

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  • 岐阜県農業総合研究センター

隣の駅

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名古屋鉄道
揖斐線
尻毛駅 - 又丸駅 - 北方東口駅
  • 1969年(昭和44年)までは隣の尻毛駅との間に川部橋駅が存在した[5]

脚注

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  1. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  2. ^ 名鉄600V線の廃線を歩く、p.33。
  3. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1914年4月9日(国立国会図書館デジタル化資料)
  4. ^ 岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年、pp.220-230。
  5. ^ a b c “岐阜線”各線停車場一覧 揖斐線、p.144。
  6. ^ 『日本鉄道旅行地図帳』7号東海、p.53。
  7. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、881頁。 
  8. ^ 『日本鉄道旅行地図帳』7号東海、p.52。
  9. ^ a b 廃線路線主要駅の今昔 岐阜市内線・揖斐線、p.95。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」

参考文献

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  • 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 978-4-53305-883-7 
  • 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790025-8 
  • 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年。ISBN 4-87670-097-4 

関連項目

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