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南一平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南 一平
本名 荒木紀章
生誕 1947年
岡山県笠岡市
職業 漫画家画家、講師
受賞 手塚賞佳作
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南 一平(みなみ いっぺい、本名:荒木紀章[1]、1947年[2]-)は、日本の漫画家、風景画家。日本漫画家協会会員。

岡山県笠岡市出身[3][4]

金光学園高等学校を卒業後、専門学校東京デザイナー学院へ進学[2]。東京デザイナー学院在学中に月刊漫画ガロで漫画家としてデビューし同誌新人賞を受賞する[2]。以後、週刊少年ジャンプ月刊少年ジャンプ漫画ゴラクで連載を持つ[2]

1975年、『熱球の果てに…』で手塚賞佳作を受賞[2]

1980年代中頃、故郷の笠岡市にUターンし、知人に勧められ風景画を描くようになる[3]

1999年から2004年にかけて中国新聞井笠おかやま版で連載「みちくさ紀行」シリーズで挿絵を担当した[3][5]

岡山県川上町、岡山県新庄村京都府八幡市などの地域プランナーの他、おかやま山陽高等学校、総合学園ヒューマンアカデミー広島校にて講師を務めている[1][2]

作品リスト

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  • 『熱球の果てに…』 週刊少年ジャンプ1976年5-6合併号掲載[6]
  • 『北斗の騎士』 原作:遠崎史朗 週刊少年ジャンプ1976年41号〜1977年3号連載
  • 影の戦闘隊』 原作:武論尊、月刊少年ジャンプ1978年〜1980年連載 コミックス全6巻
  • 『ロックンロール物語』 原作:中原誠、週刊少年ジャンプ1981年21号〜30号連載
  • 『劇画・郷土の歴史 岡山県名誉県民編』 岡山放送、1995年[7]
  • 『鈴木博士のマンガ健康食事学』 鈴木雅子監修、1995年、NCID BN14582191
  • 『マンガ岡山物語』 山陽新聞社編、岡山築城400年関連事業推進協議会、1996年、NCID BN15653295
  • 『マンガで見る鴨方の歴史』 鴨方町教育委員会、1996年、NCID BN14496781[7]
  • 『森の棘・花の記憶』 原作:にしばねよしこ 解放出版社、2001年、全1巻、ISBN 978-4759202236
  • 『まんが西蔵探検家能海寛』 原作:江本嘉伸 金城町波佐文化協会、2002年、NCID BA68797699
  • 山田方谷物語』 山陽新聞社編、山田方谷生誕200年記念事業実行委員会、2005年、NCID BA73773587[7]
  • 『まんが石井十次物語 児童福祉の先覚者』 岡山「石井十次顕彰会」設立準備会、2008年[8]
  • 内山完造の生涯:日中友好の架け橋:内山完造先生没後50周年記念』 先人顕彰会・井原、2008年[7][9]
  • 『岡山ぶらりスケッチ紀行』 著:網本善光 日本文教出版 岡山文庫272、2011年、ISBN 978-4821252725
    中国新聞の連載「みちくさ紀行」シリーズの「鴨方往来笠岡路」(1999年11年5月〜11月)、「井原線各駅停車」(2000年8月〜12月)、「金田一耕助の影を追って」(2003年8月〜2004年5月)の3本をまとめた書籍。南は挿絵を担当。

脚注・出典

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  1. ^ a b マイスター・スクール:イラスト講座 講師”. おかやま山陽高等学校. 2014年11月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『森の棘・花の記憶』著者紹介”. 紀伊国屋書店ウェブストア. 2014年11月19日閲覧。
  3. ^ a b c 南一平作品、ファンが展示室”. 2014年11月19日閲覧。
  4. ^ 南 一平絵画展”. ギャラリーひらた. 2014年11月19日閲覧。
  5. ^ 【2004年8月30日(月) 笠岡風景、情感の絵はがき 漫画家南さん24枚組み】”. 2014年11月19日閲覧。
  6. ^ コミックス『影の戦闘隊』6巻に収録されている。
  7. ^ a b c d 岡山県立図書館:児童用郷土資料”. 岡山県立図書館. 2014年11月20日閲覧。
  8. ^ まんが石井十次物語: 児童福祉の先覚者”. Google ブックス. 2022年5月27日閲覧。
  9. ^ ご案内 2009年度協会定期総会・記念講演会・新春互礼会:漫画「内山完造の生涯」”. 岡山市日本中国友好協会. 2014年11月20日閲覧。