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千葉貨物ターミナル駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千葉貨物ターミナル駅
新港信号場と当駅跡付近(画像左側)
(2009年9月)
ちばかもつたーみなる
Chiba-Kamotsu-Terminal
地図
所在地 千葉県千葉市美浜区新港32
北緯35度37分10秒 東経140度5分21.2秒 / 北緯35.61944度 東経140.089222度 / 35.61944; 140.089222座標: 北緯35度37分10秒 東経140度5分21.2秒 / 北緯35.61944度 東経140.089222度 / 35.61944; 140.089222
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
京葉臨海鉄道
駅構造 地上駅
開業年月日 1975年昭和50年)5月10日
廃止年月日 1994年平成6年)1月20日(京葉臨海)
2000年(平成12年)4月1日(JR)
乗入路線 3 路線
所属路線 京葉線
キロ程 36.7 km(東京起点)
稲毛海岸 (1.4 km)
(2.3 km) 千葉みなと
所属路線 食品北線
キロ程 0.0 km(千葉貨物ターミナル起点)
(1.2 km) 食品北
所属路線 食品南線
キロ程 0.0 km(千葉貨物ターミナル起点)
(1.3 km) 食品南
備考 貨物専用駅
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千葉貨物ターミナル駅(ちばかもつターミナルえき)は、かつて千葉県千葉市美浜区新港にあった日本貨物鉄道(JR貨物)・京葉臨海鉄道貨物駅廃駅)である。

当駅建設に際し誘致も行われ、周辺にはヤマト運輸日本通運佐川急便などの他、大小様々な運送会社が存在した。廃止後、駅業務は京葉臨海鉄道の村田駅(現・千葉貨物駅)に集約された。

歴史

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駅構造

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2階建ての駅舎をもつ地上駅であった。本線が高架線となる地点の東側(千葉みなと駅方)に仕分線(操車場)があり、そこから貨物ホームへの路線が分岐していた。貨物ホームはコンテナホームが1面2線、上屋付の貨物ホームが1面2線存在した。

千葉みなと駅方のみならず、東京方向(稲毛海岸駅方)への貨物列車の発着も可能な構造として構内施設(高架線など)が建設されていたが、当駅以西の貨物列車運行が行われなかった(蘇我 - 西船橋間の貨物列車が運行されるようになったのは当駅廃止後)こともあり、これらの施設が生かされることはなかった。

京葉臨海鉄道管轄の線路は、JR貨物の仕分線の南側に敷設されていた。食品北線・食品南線共用であり、JR貨物との貨車授受線2線、発送線1線、到着線1線、仕分線2線が存在した。

取扱貨物

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駅周辺

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なお、以下の施設はすでに閉鎖され、2022年6月時点では更地となっている。

駅跡地

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新港信号所の待避線下にある千葉貨物ターミナル時代の分岐線跡

貨物ホームがあった場所はニップンの倉庫やショッピングセンター「ミハマニューポートリゾート」(ダイソーイエローハットユニクロ・スーパー銭湯などが入居している)、操車場があった場所はミスターマックスちばシティバス本社・新港車庫などとなっている。

駅の建物は撤去されたが、廃止後に本線跡地に下り貨物列車待避を目的とした新港信号場が開設された。また、分岐点付近にレールやその他施設が残っている。跡地に旅客駅(仮称・幸町駅)建設計画があったが実現しなかった[3]

2024年(令和6年)4月1日には、JR貨物と大和ハウス工業の共同事業により、駅跡地(ミハマニューポートリゾート跡)に大型マルチテナント型物流施設「DPL千葉レールゲート」が着工され、2025年(令和7年)9月の完成・入居開始を予定している[4]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
京葉線
稲毛海岸駅 - 千葉貨物ターミナル駅 - 千葉みなと駅
京葉臨海鉄道
食品北線
千葉貨物ターミナル駅 - (貨)食品北駅
食品南線
千葉貨物ターミナル駅 - (貨)食品南駅

脚注

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  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、612頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 千葉市. “家電リサイクル法の対象廃棄物(家電4品目)の出し方について教えてください。”. 2022年2月11日閲覧。
  3. ^ ミハマニューポートリゾート開業”. 稲毛新聞. 2023年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月20日閲覧。
  4. ^ 大和ハウス工業株式会社・日本貨物鉄道株式会社 2024年3月13日付ニュースリリース『大型マルチテナント型物流施設「DPL千葉レールゲート」着工』(2024年7月1日閲覧)

関連項目

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