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千代女 (短編集)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千代女
著者 太宰治
イラスト 阿部合成(装幀)
発行日 1941年8月25日
発行元 筑摩書房
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 B6判
ページ数 237
ウィキポータル 文学
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千代女』(ちよじょ)は、太宰治短編小説集

1941年(昭和16年)8月15日筑摩書房より刊行された。装幀・装画は阿部合成[1]。定価は1円70銭だった[2]

1992年(平成4年)6月19日日本近代文学館より「名著初版本複刻太宰治文学館」シリーズの一冊として当時の体裁どおりに復刊された。

内容

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タイトル 初出
1 みみずく通信 『知性』1941年1月号
2 佐渡 『公論』1941年1月号
3 清貧譚 新潮』1941年1月号
4 服装に就いて 文藝春秋』1941年2月号
5 令嬢アユ 『新女苑』1941年6月号
6 千代女 改造』1941年6月号
7 ろまん燈籠 婦人画報』1940年12月号~1941年6月号(2月号は休載)

脚注

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  1. ^ 阿部合成は青森県南津軽郡浪岡町(現・青森市)出身の画家。青森市長や衆議院議員を務めた阿部政太郎を父にもつ。青森県立青森中学校(現・青森県立青森高等学校)で太宰と同級だった。本書のほかに『風の便り』『女性』などの装幀を手がける。五所川原市の芦野公園に建つ「太宰治碑」も阿部がデザインした。
  2. ^ 千代女 : 太宰治創作短篇 (筑摩書房): 1941|書誌詳細|国立国会図書館サーチ