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十念寺 (奈良市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十念寺
所在地 奈良県奈良市南風呂町27
位置 北緯34度40分41.6秒 東経135度49分37.5秒 / 北緯34.678222度 東経135.827083度 / 34.678222; 135.827083座標: 北緯34度40分41.6秒 東経135度49分37.5秒 / 北緯34.678222度 東経135.827083度 / 34.678222; 135.827083
山号 忍性山
宗旨 浄土宗西山深草派
本尊 阿弥陀如来
創建年 正応年間(1288年 - 1292年
開山 忍性
法人番号 1150005000203 ウィキデータを編集
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十念寺(じゅうねんじ)は、奈良県奈良市にある浄土宗仏教寺院山号は忍性山、正式名称は忍性山愛染院金毘羅十念寺[1]花園天皇勅願所。本尊は阿弥陀如来である。

歴史

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正応年間(1288年 - 1292年)に忍性が創建した。当初は大安寺の南に位置する八条村に建てられたと伝わる[2][3]。元は真言宗で、嘉元2年(1304年)に浄土宗に改宗した。天正年間に現在の場所に移った。境内に本堂・愛染堂・地蔵堂・金毘羅堂、忍性の供養塔、複数の古井戸がある[3][4]。愛染堂の明王像は湛康の作とされる[3][5]享保年間の火災で本堂・愛染堂が焼失したとされ、現在の本堂は享保14年に再建されたものである[2]。十念寺の地蔵は顔を白く塗られ眉・目・鼻・唇が鮮やかに描かれたものであり、くさ地蔵・おしろい地蔵・一言地蔵などと呼ばれる[6]。この地蔵にはらいを治すという言い伝えがあり、願いが叶った者はお礼におしろいを納めたという[6]

交通アクセス

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 小林 (1964) p.54
  2. ^ a b 小林 (1964) p.55
  3. ^ a b c 平凡社 (1997) p.443
  4. ^ 小林 (1964) pp.53-54.
  5. ^ 小林 (1964) p.53
  6. ^ a b 小林 (1964) p.58

参考文献

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  • 小林月史 著 『奈良の小寺 大和句集』 小林喜久一、1964年
  • 平凡社 編 『寺院神社大事典 大和・紀伊』 平凡社、1997年

外部リンク

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