十念寺 (奈良市)
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十念寺 | |
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所在地 | 奈良県奈良市南風呂町27 |
位置 | 北緯34度40分41.6秒 東経135度49分37.5秒 / 北緯34.678222度 東経135.827083度座標: 北緯34度40分41.6秒 東経135度49分37.5秒 / 北緯34.678222度 東経135.827083度 |
山号 | 忍性山 |
宗旨 | 浄土宗西山深草派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 正応年間(1288年 - 1292年) |
開山 | 忍性 |
法人番号 | 1150005000203 |
十念寺(じゅうねんじ)は、奈良県奈良市にある浄土宗の仏教寺院。山号は忍性山、正式名称は忍性山愛染院金毘羅十念寺[1]。花園天皇勅願所。本尊は阿弥陀如来である。
歴史
[編集]正応年間(1288年 - 1292年)に忍性が創建した。当初は大安寺の南に位置する八条村に建てられたと伝わる[2][3]。元は真言宗で、嘉元2年(1304年)に浄土宗に改宗した。天正年間に現在の場所に移った。境内に本堂・愛染堂・地蔵堂・金毘羅堂、忍性の供養塔、複数の古井戸がある[3][4]。愛染堂の明王像は湛康の作とされる[3][5]。享保年間の火災で本堂・愛染堂が焼失したとされ、現在の本堂は享保14年に再建されたものである[2]。十念寺の地蔵は顔を白く塗られ眉・目・鼻・唇が鮮やかに描かれたものであり、くさ地蔵・おしろい地蔵・一言地蔵などと呼ばれる[6]。この地蔵にはらいを治すという言い伝えがあり、願いが叶った者はお礼におしろいを納めたという[6]。
交通アクセス
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 小林月史 著 『奈良の小寺 大和句集』 小林喜久一、1964年
- 平凡社 編 『寺院神社大事典 大和・紀伊』 平凡社、1997年
外部リンク
[編集]- 観光スポット 十念寺 - 奈良市観光協会