北陸学院中学校・高等学校
北陸学院中学校・高等学校 | |
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北緯36度33分34.2秒 東経136度40分1.5秒 / 北緯36.559500度 東経136.667083度座標: 北緯36度33分34.2秒 東経136度40分1.5秒 / 北緯36.559500度 東経136.667083度 | |
過去の名称 |
金沢女学校 北陸女学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人北陸学院 |
理念 | 主を畏れることは知恵の初め |
校訓 | あなたの使命を実現しよう |
設立年月日 | 1885年9月9日 |
創立者 | メリー・K・ヘッセル |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
特別進学コース 総合進学コース |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
C117320100014 中学校) D117320100058 (高等学校) | (
高校コード | 17501D |
所在地 | 〒920-8563 |
石川県金沢市飛梅町1番10号 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
北陸学院中学校・高等学校(ほくりくがくいん ちゅうがっこう・こうとうがっこう、英: Hokuriku Gakuin Junior & Senior High School)は、石川県金沢市飛梅町にある私立中学校・高等学校。
概要
[編集]本校はプロテスタントの改革長老教会系により設立されたミッションスクールである。石川県では最も古い後期中等教育機関としての歴史を持つ。
共学化以前は石川県最後の男女別学(女子校)の高等学校であった。
校章は雪の結晶と星を象っている。中央のH(北陸学院の頭文字)は高等学校が白抜き。
女子の制服は、1935年(昭和10年)の改定から受け継がれた伝統的セーラー服。夏服と冬服ではカラーとカフスの色地が異なる。(夏はブルー、冬はエンジ)
2004年(平成16年)に文部科学省によりスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定された。
北陸で唯一のミッションスクールである。
設置形態
[編集]高等学校
[編集]- 特別進学コース - 2003年(平成15年)設置。難関国公私立大学進学を目指すコース。同志社大学への特別推薦がある。
- 総合進学コース - 2003年(平成15年)度に「普通コース」から名称変更。短大・専門学校をめざし各種資格の取得を重視するコース。
一般的には、入学偏差値はそれほど高くはないと見られているが、キリスト教系学校ということで、キリスト教系の同志社大学、青山学院大学など有名大学に推薦進学枠が広く確保されている。
- 成績が一定の基準に達していない場合や年間の欠席日数が15日以上を超えた場合は進級・卒業不可となる。単位を取得できなかったら留年となる。
中学校
[編集]どちらも英語の授業時数は公立校の約2倍の時間を当てている。卒業後は、北陸学院高等学校への進学が可能である。(出席日数や学校生活の様子により進学ができないこともある。)ただしクラス編成などのため、入学試験は一般入試と同等のものを受験しなければならない。
沿革
[編集]経緯
[編集]アメリカ人宣教師メリー・K・ヘッセルが1884年(明治17年)に金沢市広坂通り92番地で開いた女子対象の私塾がもととなっている。当時はまだ学制が布かれたばかりであり、県内では金沢第一中学校(1893年設立、現在の金沢泉丘高等学校)も第四高等学校(1887年設立。現在の金沢大学)も存在せず、ましてや女子の普通教育などは考えられない時代であった。
年表
[編集]- 1885年(明治18年)
- 1900年(明治33年)- 北陸女学校と改称する。
- 1905年(明治38年)- 校章制定。
- 1913年(大正 2年)- 専門学校入学者検定規定により文部大臣の指定を受ける。
- 1922年(大正11年)- 制服制定。
- 1931年(昭和 6年)- 5年制高等女学校と同等の資格を受ける。
- 1935年(昭和10年)- 制服が現在のものに改正される。
- 1936年(昭和11年)- 本科を高等女学部・専攻科部と改称する。
- 1947年(昭和22年)- 学制改革により中学部を設置する。
- 1948年(昭和23年)- 学制改革により高等学部を設置する。
- 1949年(昭和24年)- 第1回「メサイヤ」演奏会…現在は共催。
- 1951年(昭和26年)- 学校法人北陸学院として認可。
- 1952年(昭和27年)- 高等学部が現在の飛梅町に移転。講堂兼礼拝堂を「栄光館」と命名。
- 1961年(昭和36年)- 高等学部を北陸学院高等学校、中等部を北陸学院中学校に名称変更する。
- 1966年(昭和41年)- 中学校が現在地に移転。
- 1981年(昭和56年)- 第1回「市民クリスマス」。
- 1985年(昭和60年)- 栄光館にパイプオルガン設置。
- 2003年(平成15年)- 中学校の特別進学コースを男女共学化。
- 2004年(平成16年)- 県内で初めてSELHi指定校となる
- 2005年(平成17年)- 高等学校及び中学校全コースを男女共学制に移行する。
- 2006年(平成18年)- 普通コースを中高発展進学コースに、特別コースを中高一貫進学コースに名称変更。
生徒会活動・部活動など
[編集]生徒会
[編集]中学:生徒会長、副会長、書記、会計、風紀厚生委員長、学校新聞委員長、保健体育委員長、宗教委員長、図書委員長がある。
運動部
[編集]中高合同で活動
- 陸上競技
- 卓球
高校のみで活動
文化部
[編集]中高合同で活動
高校だけで活動
中学だけで活動
その他
毎年クリスマスに募集される「聖歌隊」がある。
行事
[編集]中学
[編集]- 4月:入学式、イースター礼拝、修養会、Enjoy!ミッション、遠足(3年)
- 5月:春季大会、ペンテコステ礼拝
- 6月:レッツspeakEnglish!、イッテM!
- 7月:観能教室(3年)、演劇コンクール、体験入学
- 9月:ミッション祭、創立記念礼拝、秋季大会
- 10月:運動会、収穫感謝礼拝・訪問、宗教改革記念礼拝、修学旅行(3年)(シンガポール)
- 11月:生徒会役員選挙、イッテM!、ツリー点灯式
- 12月:クリスマス礼拝、市民クリスマス
- 1月:書き初め大会、イッテM!、卒業生を送る会
- 2月:レッツspeakEnglish!
- 3月:卒業式
- 演劇コンクール
毎年7月に行われる、中学のみの行事。中学1年生〜3年生が、2週間かけて準備をし、学校のチャペルで発表する。審査員は、学年担任を持っていない教師が務める。優勝したクラスには、賞状とトロフィーが送られる。
- ミッション祭
例年9月に行われる文化祭。夏休みから準備を始める。中学と高校合同で行われている。
- 修養会
一泊二日で行われる行事。聖書について学ぶ行事。
- 修学旅行
2020年(令和2年)入学生からシンガポールとなったものの、コロナウイルスの影響で国内に切り替えている。
- イッテM!
毎年テーマを決めて、教師や外部講師が各国について紹介する。
高校
[編集]- 4月:入学式、イースター礼拝、修養会(1年、3年)、遠足(2年)、Enjoy!ミッション
- 5月:ペンテコステ礼拝、ペアレンツデイ
- 6月:総体・総文、スポーツ祭、花の日・訪問
- 7月:野球部全校応援、体験入学
- 8月:体験入学
- 9月:ミッション祭、創立記念礼拝、球技大会
- 10月:収穫感謝礼拝・訪問、宗教改革記念礼拝
- 11月:ツリー点灯式、学校入試説明会①②、修学旅行(2年)
- 12月:学校入試説明会③、クリスマス礼拝、市民クリスマス
- 1月:推薦入試
- 2月:一般入試、生徒会役員選挙、卒業レポート発表会
- 3月:卒業式
校歌
[編集]作詞:江戸さい子、作曲:今井松雄
所在地
[編集]〒920-8563 石川県金沢市飛梅町1番10号
アクセス
[編集]- JR北陸新幹線・IRいしかわ鉄道線金沢駅(東口)→ 6番のりば 北鉄金沢バス(11番・錦町B線)約15分 →「出羽町」停留所 徒歩約1分
- 金沢ふらっとバス「飛梅町」停留所 徒歩すぐ
- 北鉄金沢バス「香林坊」停留所 徒歩約20分
著名な出身者
[編集]- 中学・高校
- 高校のみ
- 高倉美貴(女優)
- 大月さゆ(元宝塚歌劇団雪組娘役)
- 能登麻美子[1](声優)
- 田中美絵子(金沢市議会議員、元衆議院議員)
- 星間美佳(ラジオパーソナリティー)
- 横井かりこる(お笑い芸人、フタリシズカ)
- 山田恭 (アイドル、円神)
- 大倉颯太(プロバスケットボール選手)
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]