北金沢
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北金沢 | |
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北緯40度49分8.55秒 東経140度43分55.46秒 / 北緯40.8190417度 東経140.7320722度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 青森市 |
地区 | 南地区 |
人口 | |
• 合計 | 3,565人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
030-8555[2] |
市外局番 | 017[3] |
ナンバープレート | 青森 |
緯度・経度は北金沢公園の位置。 |
北金沢(きたかなざわ)は青森市の地名である。郵便番号は030-8555。
地理
[編集]青森市市街地のやや南寄りに位置する。北は古川、東は旭町、南は金沢、西は久須志・千冨町に接する。域内はほとんどすべてが住宅地であり、東西の幹線道路沿いは小さな商店街となっている。
歴史
[編集]北金沢の地名の由来は、かつての小字名である。
現在の北金沢は、昭和初めまで東津軽郡大野村の大字大野字金沢に属していた[4]。
この地域は、青森市中心部に近いことから都市化が早くから進み、大正時代には一丁目全域と二丁目の東半分が住宅地となり、1932(昭和7)年には、大野字片岡の一部とともに、大野字金沢の一部が青森市に編入された。このころから小字名である「北金沢」という地名が見られるようになった。戦後、二丁目の西半分にはしばらく水田が残っていたが、1970年代前半までにはほぼ全域が住宅地化した。1973年の住居表示実施により、北金沢は現在の範囲となった。
沿革
[編集]- 1973(昭和48)年11月1日 - 青森市南部地区の住居表示整備事業が実施され、北金沢一・二丁目が置かれた。
町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
北金沢一・二丁目 | 1973年11月1日 | 大野字北金沢、大野字長島の各一部 |
世帯数と人口
[編集]2022年(令和4年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
北金沢一丁目 | 325世帯 | 887人 |
北金沢二丁目 | 178世帯 | 890人 |
合計 | 1340世帯 | 3565人 |
小・中学校の学区
[編集]町名 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
北金沢一丁目 | 全部 | 青森市立古川小学校 | 青森市立甲田中学校 |
北金沢二丁目 | 一部 | 青森市立古川小学校 | 青森市立甲田中学校 |
北金沢二丁目 | 一部 | 青森市立甲田小学校 | 青森市立古川中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]町内北端付近を青い森鉄道線と奥羽貨物支線[6]が通過するが、鉄道駅はない。
道路
[編集]- 旭町通り - 町の東端を通る。北部は旭町地下道になっている。
- 浪館通り - 青森県道44号青森環状野内線。町の北西端を通る。
バス
[編集]- 青森市営バス - P 浪館通り線 南旭町停留所
主な施設
[編集]- 北金沢公園
- 青森甲田こども園
- あおもりみなみこども園
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 2 青森県(1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編)北金沢の項
脚注
[編集]- ^ a b “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市 (2022年12月1日). 2022年12月20日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年9月20日閲覧。
- ^ 大野字金沢は広範囲に及び、現在の青森市立古川小学校周辺にまで達していた。但し、青い森鉄道線よりも北の部分の現在の地名は古川である。
- ^ “青森市立小学校及び中学校の就学に関する規則”. 青森市. 2023年1月15日閲覧。
- ^ 新青森駅-青森信号場間にある奥羽本線の支線。青森駅で折り返すことなく、奥羽本線・津軽線と青い森鉄道線にある青森信号場を直接つなぐ線路である。