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北海道企業局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北海道企業局
Hokkaido Bureau of Public Enterprises
本局がある北海道庁別館
本局がある北海道庁別館
種類 地方公営企業
本社所在地 日本の旗 日本
北海道札幌市中央区北3条西7丁目
業種 電気事業、工業用水道事業
従業員数 91名(2011年度現在)
外部リンク 北海道企業局総務課ホームページ
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北海道企業局(ほっかいどうきぎょうきょく)は、北海道が設置する地方公営企業[1]

1964年(昭和39年)4月に北海道商工部(現経済部)が所管していた電気事業と工業用水道事業を、地方公営企業法に基づき新たに設置して移管したことに始まる[2]1967年(昭和42年)から1984年(昭和59年)までは支笏湖畔有料道路の有料道路事業、1969年(昭和44年)から1996年(平成8年)までは苫小牧東部工業用地等の工業団地開発事業も行っていた[2]

電気事業

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水力発電

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下記の発電所において水力発電を行っており、発電した電力は北海道電力へ卸供給している。

発電所名 所在地 発電開始年月 最大出力(kw)
鷹泊発電所 深川市鷹泊2404番地先 1953年2月 5,700
ポンテシオ発電所 士別市朝日町茂志利4881番地 1983年6月 11,000
岩尾内発電所 士別市朝日町登和里3739番地 1970年12月 13,000
二股発電所 夕張市南部青葉町 1960年12月 14,700
清水沢発電所 夕張市清水沢清栄町 1940年5月 3,400
滝の上発電所 夕張市滝ノ上5番地 1925年1月 2,340
滝下発電所 夕張郡栗山町滝下176番地 1992年4月 16,600
川端発電所 夕張郡栗山町滝下53番地 1962年12月 4,200
シューパロ発電所 夕張市南部青葉町 2015年4月 26,600

風力発電

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下記の施設にて風力発電を行い主に近隣の養護学校で使用されていたが、2008年11月落雷による罹災のため2009年6月に廃止された。

発電所名 所在地 発電開始年月 廃止年月 最大出力(kw)
小平オンネ風力発電所 留萌郡小平町字鬼鹿田代570-5 2001年4月 2009年6月 500

工業用水道事業

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下記の4施設で工業用水道事業を行っており、工業地域内の工場などに工業用水を供給している。

工業用水道名 給水区域 給水開始年月 給水能力(m3/日)
室蘭地区工業用水道 室蘭市登別市 1967年11月 115,000
苫小牧地区工業用水道[3] 第一施設[4] 苫小牧市厚真町安平町 1970年4月 200,000
第二施設[5] 1979年4月
石狩湾新港地域工業用水道 小樽市石狩市札幌市 1999年4月 12,000

事業所所在地

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  • 北海道企業局(本局) - 札幌市中央区北3条西7丁目道庁別館
    • 鷹泊発電管理事務所 - 深川市鷹泊2404番地先
    • 夕張川発電管理事務所 - 夕張市沼の沢229
      • 清水沢発電事務所 - 夕張市清水沢清栄町
    • 室蘭地区工業用水道管理事務所 - 登別市川上町308-60
    • 苫小牧地区工業用水道管理事務所 - 苫小牧市あけぼの町5丁目1-1
    • 石狩湾新港地域工業用水道管理事務所 - 札幌市中央区北3条西7丁目道庁別館

脚注

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  1. ^ 北海道公営企業条例
  2. ^ a b 北海道企業局経営計画 平成24年3月 北海道企業局、2023年5月5日閲覧
  3. ^ 2011年4月に苫小牧地区第一工業用水道と苫小牧地区第二及び東部地区工業用水道を統合して「苫小牧地区工業用水道」となる。
  4. ^ 旧苫小牧地区第一工業用水道
  5. ^ 旧苫小牧地区第二及び東部地区工業用水道

関連項目

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外部リンク

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