北バンコク火力発電所
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北バンコク火力発電所(きたバンコクかりょくはつでんしょ、タイ語:โรงไฟฟ้าพระนครเหนือ)とは、タイ王国のノンタブリー県に設置されている、火力発電所である。この発電所はチャオプラヤー川の河岸に立地しており、タイ王国発電公社が運営している。なお、本稿では新旧両方の北バンコク火力発電所について解説する。
解説
[編集]旧北バンコク火力発電所には、1970年に定格出力15 (MW)のガスタービンが設置された [1] 。 2004年になって設備更新も兼ねて発電所を移転させることが計画され、その後、チャオプラヤー川河岸への移転は実施された [2] 。 こうして新北バンコク火力発電所が誕生した。そして、この移転に伴って、旧北バンコク発電所は廃止された [2] 。 新北バンコク火力発電所が運転を開始したのは2010年のことであり、天然ガスを燃料とするコンバインドサイクル発電設備群を1つ備えている。これは、定格出力221 (MW)のガスタービン2基と、定格出力262 (MW)の蒸気タービンとを組み合わせて作られており、最大704 (MW)の出力が可能である。なお、新北バンコク火力発電所には増設計画も存在し、2012年2月に2号機建設の入札が行われた [3] 。 2013年現在、2号機は2016年1月の完成を予定している [3] 。
出典
[編集]- ^ タイ王国発電公社の歴史
- ^ a b 北バンコク火力発電所の第1プラントについて
- ^ a b タイ国発電公社向け850メガワット級大型複合火力発電所を受注 2013年02月04日更新