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化蘇沼稲荷神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
化蘇沼稲荷神社
化蘇沼稲荷神社の正面の鳥居
所在地 茨城県行方市内宿1571-1
位置 北緯36度06分45.6秒 東経140度30分00.4秒 / 北緯36.112667度 東経140.500111度 / 36.112667; 140.500111座標: 北緯36度06分45.6秒 東経140度30分00.4秒 / 北緯36.112667度 東経140.500111度 / 36.112667; 140.500111
主祭神 宇迦之御魂
社格 村社
創建 文明2年(1478年
別名 関取稲荷
地図
化蘇沼稲荷神社の位置(茨城県内)
化蘇沼稲荷神社
化蘇沼稲荷神社
化蘇沼稲荷神社 (茨城県)
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化蘇沼稲荷神社(けそぬまいなりじんじゃ)は、茨城県行方市神社

祭神は倉稲魂命。五穀豊穣、家内安全など、武田郷全域の鎮守として崇敬される[1]。大祭は毎年8月25日で、慣例として相撲巫女舞が奉納され、煙火、余興を盛大に行う[1][2]

歴史

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1478年文明2年)に創建された[1]。当時の領主大掾氏が武田郷化蘇沼に武運長久の守護神として創建したものだが[1]、後の1534年天文3年)武田通信によって再建された[2]。このときに「正一位化蘇沼稲荷大明神」の神号が贈位され、武田9カ郷の鎮守として崇敬された[2]1788年天明8年)の火災で焼失したが、豪商で俳人の河野涼谷によって再建された[3]

毎年8月25日に奉納相撲が執り行われることから、別名「関取稲荷」とも呼ばれている[3]

文化財

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  • 化蘇沼稲荷神社(行方市指定有形文化財 昭和48年3月1日指定)[4]
    本殿屋根は赤銅葺き、拝殿屋根は亜鉛板葺きで、総ケヤキの柱である[2]。拝殿から本殿まで、30メートルの玉垣を巡らしてある[2]
  • 化蘇沼稲荷神社境内のモミ(行方市指定天然記念物 昭和61年7月28日指定)[5]
    幹回り約4メートル、樹高約16メートルで、樹齢は370年以上とされる[2]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d 北浦村指定建造物 化蘇沼稲荷神社(案内板)、境内: 北浦村教育委員会。
  2. ^ a b c d e f 行方市指定有形文化財 化蘇沼神社・モミ(案内板)、境内のモミの木: 行方市教育委員会、2011年(平成23年)3月。
  3. ^ a b 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年、231 - 232頁
  4. ^ 化蘇沼稲荷神社行方市
  5. ^ 化蘇沼稲荷神社境内のモミ行方市
  6. ^ 記念碑(石碑)、化蘇沼稲荷神社の一の鳥居: 化蘇沼稲荷神社、2013年(平成25年)4月。

参考文献

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  • 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年

関連項目

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