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切詰大貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
切詰 大貴
本名 切詰 大貴(きりづめ だいき)
出身地 日本の旗 日本
高知県高知市
通称 闘う医学生
国籍 日本の旗 日本
身長 181 cm (5 ft 11 in)
体重 63.5 kg (140 lb)
階級 スーパーライト級
スタイル 空手
キックボクシング
チーム 武勇会館 建速支部
師匠 櫻木崇浩
ランク 極真空手(黒帯)
現役期間 2022年 -
キックボクシング記録
試合数7
勝利7
ノックアウト2
敗戦0
ノックアウト0
引き分け0
無効試合0
その他
大学 香川大学医学部医学科
学校 土佐高等学校
ウェブサイト 切詰大貴 (@kir_kick) - Instagram
切詰大貴 試合結果
切詰大貴 キックボクシング編
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切詰 大貴(きりづめ だいき、1999年1月5日 - )は、日本キックボクサー、医学生。高知県高知市出身。武勇会所属。

K-1カレッジ2021、65kg級王者。 ジャパン・キックボクシング・イノベーションスーパーライト級王者。血液型はO型。プロ格闘家でありながら医学部の学生でもある。

来歴

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格闘技好きの父親の影響で、4歳の時に極真会館高知支部に入門し、格闘技を始める。 また、空手と並行して、7歳から中学生まで高知の黒潮ボクシングジムにも通っていた。

高校生になり、大学受験を控えて空手をいったん止めるが、K-1の大会を生で観戦しているうちに再び格闘技への興味に火がつく。

大学1年の時、第4代ジャパン・キックボクシング・イノベーションスーパーフェザー級チャンピオンで、廣田八幡神社の神主でもある櫻木崇浩に弟子入り。本格的にキックボクシングを始める。

キックボクシング時代

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  • 2020年 K-1カレッジ2020大学生日本一決定戦-65㎏級で準優勝。
  • 2021年 8月29日 K-1カレッジ2021大学日本一決定戦-65㎏級にて、チャンピオンとなる[1][2]
  • 2022年 12月4日 品川インターシティホールで行われた 「イノベーシRESISTANCE-10」でプロデビュー、大山完と対戦し1R 54秒でKO勝ちを収めた[3]
  • 2024年 1月21日 大阪市立平野区民ホールで行われた「KAKUMEI KICKBOXING」にて、K.B.と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。
  • 2024年 4月14日 TIPSTAR DOME CHIBAで行われた「RWS JAPAN」にて桜華と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。
  • 2024年 7月28日 大阪176BOXで行われた「Z-Ⅵ Carnival 冠鷲シリーズvol.4 」にて、ブルズアイ竜太と対戦し1R KO勝ちを収めた[5]
  • 2024年 9月22日 新宿FACEで行われた、「イノベーションRESISTANCE-17」にて、板谷航平と対戦し3-0の判定勝ちを収めた[6][7][8]


人物・エピソード

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高校時代、高知県知事の元へ空手の全国優勝の報告で表敬訪問を行った際に、メディアの前で「大学は医学部に行って将来は医者になろうと思います。」と公言し、その様子がテレビで各局で放送される。

いざ受験勉強を始めてみると、当時の自分の学力と医学部受験のハードルの高さの果てしないギャップに愕然とした[14]

中学・高校時代に、高知県教育委員会の高知県児童生徒表彰のスポーツの部を4年連続受賞。

趣味、格闘技観戦・旅行


戦績

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プロキックボクシング

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キックボクシング 戦績
7 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
7 2 5 0 0 0
0 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
マサ佐藤 5R終了 判定3-0 イノベーションRESISTANCE-18 2024年12月8日
板谷航平 3R終了 判定3-0 イノベーションRESISTANCE-17 2024年9月22日
ブルズアイ竜太 1R KO(膝蹴り) Z-Ⅵ Carnival 冠鷲シリーズvol.4 2024年7月28日
桜華 3R終了 判定3-0 RWS JAPAN 2024年4月14日
K.B. 3R終了 判定3-0 KAKUMEI KICKBOXING 2024年1月21日
弘・センチャイジム 3R終了 判定3-0 イノベーションRESISTANCE-11 2023年4月30日
大山完 1R KO(右ストレート) イノベーションRESISTANCE-10 2022年12月4日

獲得タイトル

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  • 空手
    • 第2回 世界総極真全日本ジュニアチャンピオンシップ 高校生男子重量の部 優勝[15]
    • 第11回 Point &K.O全日本空手道選手権大会 高校生重量級男子の部 優勝

出演

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Web

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脚注

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  1. ^ a b K-1カレッジ 8.29 東京 GENスポーツパレス:-65kg・切詰大貴が前年の雪辱を晴らして優勝 ”. BOUT REBIEW. 2023年4月30日閲覧。
  2. ^ a b 65kg優勝の切詰大貴「夢は医者になることとキックでトップになること」【K-1カレッジ】”. TOKYO HEADLINE. 2025年1月10日閲覧。
  3. ^ Z RACING PARTS presents RESISTANCE-10 ”. JAPAN KICKBOXING INNOVATION. 2023年4月30日閲覧。
  4. ^ 試合結果 RESISTANCE-11”. JAPAN KICKBOXING INNOVATION. 2023年4月30日閲覧。
  5. ^ RWS ラジャダムナンワールドシリーズ2024.4.14(SUN)@TIPSTAR DOME CHIBA”. RWS JAPAN. 2025年1月10日閲覧。
  6. ^ 試合結果 RESISTANCE-17”. JAPAN KICKBOXING INNOVATION. 2024年9月22日閲覧。
  7. ^ 2024/09/16(月) 切詰大貴インタビュー(2024年9月22日「RESISTANCE-17」)”. JAPAN KICKBOXING INNOVATION. 2024年9月16日閲覧。
  8. ^ INNOVATION 9.22 新宿フェイス:香川大学 医学部5年生・5戦5勝の切詰大貴”. BOUT REBIEW. 2025年1月10日閲覧。
  9. ^ 試合結果 RESISTANCE-18”. JAPAN KICKBOXING INNOVATION. 2024年12月8日閲覧。
  10. ^ 12月8日のRESISTANCE-18公式試合結果!”. 蹴論!THE KICKBOXING. 2024年12月31日閲覧。
  11. ^ 2024/11/28(木) 切詰大貴インタビュー(2024年12月8日「RESISTANCE-18」)”. JAPAN KICKBOXING INNOVATION. 2024年11月28日閲覧。
  12. ^ INNOVATION 12.8 品川インターシティーホール(レポ):切詰大貴、マサ佐藤に判定勝ちしスーパーライト級王者に”. BOUT REBIEW. 2025年1月10日閲覧。
  13. ^ 切詰大貴、マサ佐藤に判定勝ちしスーパーライト級王者に”. BOUT REBIEW. 2025年1月10日閲覧。
  14. ^ a b 医学生のプロキックボクサーが味わった2年間の“地獄と天国””. AERA dot.. 2023年4月4日閲覧。
  15. ^ 全日本ジュニアチャンピオンシップ 公式HP”. 国際空手道連盟 極真会館 世界全極真 . 2025年1月19日閲覧。
  16. ^ INNOVATION 12.8 品川インターシティーホール(レポ):切詰大貴、マサ佐藤に判定勝ちしスーパーライト級王者に「来年3月のRIZIN香川大会に僕を呼んでください」”. BOUT REBIEW . 2025年1月19日閲覧。
  17. ^ 現役医学生が語った浪人時代「“夢”は現実的な“目標”に変えて努力するから叶う」”. AERA dot.. 2023年4月4日閲覧。
  18. ^ 闘う医学生・キックボクサー切詰大貴選手 日本王座を獲得「もっと強くなります」次の目標は「RIZIN」の出場【香川】”. RSK山陽放送. 2024年12月11日閲覧。


外部リンク

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