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円照寺 (東京都北区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
圓照寺
所在地 東京都北区志茂1-28-4
山号 恵日山
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 鎌倉時代前期
開山 宗信
法人番号 5011505000149 ウィキデータを編集
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圓照寺(えんしょうじ)は、東京都北区にある真宗大谷派寺院

歴史

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鎌倉時代前期、宗信によって開山された。宗信は俗名「小野沢宗勝」といい、源義仲家臣であった。義仲の敗退後、宗勝は出家した。後に親鸞に弟子入りし、浄土真宗に改宗して「宗信」を名乗った。そして、親鸞から授かった阿弥陀仏を安置する寺を創建した。これが当寺の起源である[1]

元々は信濃国高井郡須坂(現・長野県須坂市)に位置していたが、1917年大正6年)、当寺第24世住職得隆が上京、浅草本願寺(現・東本願寺派本山東本願寺)で活動する傍ら、当寺の移転を志し、1937年昭和12年)に現在地に移転した[1][2]

移転当初は「王子太子堂」と呼ばれていた。看板も「太子堂」と書かれており、志茂地区の公民館代替施設として重宝されたという[1][2]

所蔵仏像

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以下の仏像を所蔵している[2]

交通アクセス

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出典

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  1. ^ a b c 北区史編纂調査会 編『北区史 民俗編2』東京都北区、1994年、183-185p
  2. ^ a b c 東京都北区教育委員会 編『北区の仏像(東京都北区仏像彫刻調査報告書 文化財研究紀要別冊第13集)』東京都北区教育委員会、1999年、144,191p

参考文献

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  • 北区史編纂調査会 編『北区史 民俗編2』東京都北区、1994年
  • 東京都北区教育委員会 編『北区の仏像(東京都北区仏像彫刻調査報告書 文化財研究紀要別冊第13集)』東京都北区教育委員会、1999年