内閣学士
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内閣学士(ないかくがくし、満洲語:ᠠᠰᡥᠠᠨ ᠊ᡳ
ᠪᡞᡨ᠌ᡥᡝᡞ
ᡩᠠ 転写:ashan i bithei da)は中国清代の官職のひとつ。従二品に相当する。
順治16年1659年、清朝は文館と内三院(ᠪᡳᡨ᠌ᡥᡝ ᠊ᡳ
ᡳᠯᠠᠨ
ᠶᠠᠮᡠᠨ、bithe -i ilan yamun、内国史院・内秘書院・内弘文院)を統一し、名を内閣(ᡩᠣᡵᡤᡳ
ᠶᠠᠮᡠᠨ、dorgi yamun)と改めると、内閣に学士を設けた。内閣学士の定員は満洲族が6名、漢族が4名であった。学士は1730年代の乾隆帝期に、三殿三閣が定制となり、人数も数十人にのぼった。
参考文献
[編集]- 孫文良『中国官制史』1993年、台北、文津出版社。