内田武志 (民俗学者)
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内田武志(うちだ たけし、1909年 - 1980年12月3日[1])は、日本の民俗学者。
略歴
[編集]秋田県鹿角市出身。血友病のためほぼ病臥の人生を送りつつ妹ハチの助け[2][3]で、日本常民文化研究所所員として菅江真澄について研究した。1975年『菅江真澄全集』の編纂と長年にわたる菅江真澄研究により柳田賞受賞[4]。
著書
[編集]- 『静岡県方言集』麗沢叢書刊行会 1934
- 『鹿角方言集』刀江書院 1936、国書刊行会 1975
- 『松前と菅江真澄』北方書院 1949
- 『日本星座方言資料』日本常民文化研究所彙報:日本常民文化研究所 1949
- 『菅江真澄の旅と日記』未来社 1970、新版1991ほか
- 『星の方言と民俗』民俗民芸双書:岩崎美術社 1973
共編
[編集]- 須藤春代『春のだいち 盲少女の詩文集』編 岩崎書店 1954
- 『菅江真澄遊覧記』全5巻 宮本常一共編訳 平凡社東洋文庫 1965-68、平凡社ライブラリー 2000
- 『菅江真澄随筆集』編 平凡社東洋文庫 1969
- 『菅江真澄全集』全12巻 宮本常一共編 未来社 1971-81
- 『全集 別巻 菅江真澄研究』宮本常一共編 未来社 1977
参考文献
[編集]- 澁澤敬三 著「歩けぬ採訪者」、内田武志 編『日本星座方言資料』日本常民文化研究所〈日本常民文化研究所彙報 第63〉、1949年、1-5頁。 NCID BN06400415。
- 澁澤敬三 著「仰臥四十年の所産」、内田武志 編『菅江真澄未刊文献集 一』日本常民文化研究所〈常民文化研究 第65〉、1953年、1-12頁。全国書誌番号:52010854。