六甲村
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ろっこうむら 六甲村 | |
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廃止日 | 1929年4月1日 |
廃止理由 |
編入合併 神戸市、西郷町、西灘村、六甲村(一部) → 神戸市 御影町、六甲村(一部) → 御影町 |
現在の自治体 | 神戸市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 兵庫県 |
郡 | 武庫郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
6,546人 (国勢調査、1920年) |
隣接自治体 | 武庫郡西郷町、西灘村、住吉村、有馬郡有野村 |
六甲村役場 | |
所在地 | 兵庫県武庫郡六甲村 |
座標 | 北緯34度42分44秒 東経135度14分22秒 / 北緯34.71236度 東経135.23958度座標: 北緯34度42分44秒 東経135度14分22秒 / 北緯34.71236度 東経135.23958度 |
ウィキプロジェクト |
六甲村(ろっこうむら)は、兵庫県武庫郡にあった村。現在の神戸市灘区の臨海部を除く東半にあたる。
地理
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、菟原郡八幡村・新生村・水車新田・徳井村・篠原村・高羽村(飛地を除く)および石屋村・東明村の各飛地の区域をもって発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が武庫郡に変更。
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 分割し、大字高羽の一部が御影町、大字八幡・新生・水車新田・徳井・篠原および高羽の残部が神戸市にそれぞれ編入。同日六甲村廃止。
行政
[編集]村長
[編集]経済
[編集]産業
[編集]- 農業
農産物は、米、麦を主とし、野菜の栽培がこれに次いだ[1]。『大日本篤農家名鑑』によれば六甲村の篤農家は、「若松作兵衛、龍谷久吉、吉田環」などである[2]。
- 商工業
石腸営三郎は酒造業を営んだ[1]。工業は、外箱、酒樽、搾油、精米などであった[1]。農村であるが、商業戸数も漸次増加した[1]。
交通
[編集]鉄道路線
[編集]村域を鉄道省の東海道本線が通過したが、駅は所在しなかった。現在は旧村域にJR神戸線の六甲道駅、六甲ケーブル線の六甲ケーブル下駅・六甲山上駅が所在し、山陽新幹線が通過するが、当時は未開業。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 篠田皇民『伝家之宝典 自治団体之沿革 兵庫県之部』東京都民新聞社地方自治調査会、1932年。
- 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』。