八幡社 (春日井市柏井町)
八幡社 | |
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所在地 | 愛知県春日井市柏井町2-31-1 |
位置 | 北緯35度14分8.14秒 東経136度57分34.03秒 / 北緯35.2355944度 東経136.9594528度座標: 北緯35度14分8.14秒 東経136度57分34.03秒 / 北緯35.2355944度 東経136.9594528度 |
主祭神 | 品田別命(応神天皇)・大帯日子淤斯呂和気天皇(景行天皇)・建速須佐之男命[1] |
社格等 | 村社[1] |
地図 |
八幡社(はちまんしゃ)は、愛知県春日井市柏井町のかつての下街道沿いにある神社である。旧社格は村社[1]。
祭神
[編集]品田別命(応神天皇)、大帯日子淤斯呂和気天皇(景行天皇)、建速須佐之男命。合祀した祭神として、誉田別尊、天照大神[1]
祭礼
[編集]- 元旦祭:1月1日
- 左義長:1月中旬日曜日
- 祈年祭:3月第一日曜日
- 子供祭:5月5日
- 人形供養祭:5月最終日曜日
- 夏祭り・茅の輪くぐり:7月末~8月上旬日曜日
- 秋祭り:10月第二日曜日
- 七五三祈祷:10月下旬~11月中旬
- 新嘗祭:12月第一日曜日[2]
境内
[編集]総面積は大正時代には4,869坪(16,096㎡)あったとされる[3]が、由緒碑によれば、2019年7月28日 現在、15,840㎡である。
境内には春日野部屋宿舎があり、毎年大相撲名古屋場所(7月場所)に向けて境内に練習所(土俵)が設営される。本場所に向け、早朝から稽古が行われ、後援会や見学者で賑わう[4]。
境内の南端の愛知県道508号内津勝川線沿いには、高さ5mの日清・日露戦役忠魂碑がある[5]。
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神殿
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神殿のしめ縄の上にある松と鳥の彫刻
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狛犬
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古札殿
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日清・日露戦役忠魂碑
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授与所
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春日野部屋稽古場
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鐘
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定
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春日野部屋の朝稽古
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春日野部屋の幟
境内社
[編集]境内末社として、同社境内の由緒碑によれば天神社・秋葉社・津島社の3社が鎮座するとされるが、1986年(昭和61年)発行の『春日井市史』にはこの他に、戸隠社・堅窂地社・金山彦社・杉本社・多度社があると記載されている[6][注釈 1]。
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右:天神社、左:秋葉社・津島社
宝物
[編集]由緒
[編集]古くは 下篠本郷に鎮座し、柏井の荘下条村、上条村、松河戸村、中切村、四つの土地を守護するために祀られた総鎮守であった[1] 。縁記書によると、寛文11年(1671年)にこの地に遷座した。翌寛文12年(1672年)には、領主の尾張藩家老の竹腰山城守から年貢・使役の境内免除を認められている[5]。元禄十二年(1699年)の棟札には、各村からの寄付により新たに再建されたとある[6]。明治40年(1907年)10月26日に神饌幣帛料供進社になる[1] 。大正3年(1914年)には、字前田(元徳農地区)八十八番鎮座、元村社八幡社(祭神誉田別命)と字北(同地区)四十七番の第一鎮座、元村社神明社(祭神天照大神)を合祀した[1][6]。この神明社は、享保十二年(1727年)に八田与吉が開発した八田与吉新田(後の柏井村)に与吉が遷座再建したとされる[6][9]。
所在地
[編集]- 愛知県春日井市柏井町2-31-1
交通アクセス
[編集]- 東名高速道路春日井ICから国道19号線(名古屋方面)経由、車で15分
- 名古屋第二環状自動車道勝川ICから国道19号線(多治見・土岐方面)経由、車で10分
- JR中央本線勝川駅下車、徒歩15分
- 名鉄バス「八幡社前」下車徒歩1分[10]
近隣
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 春日井市教育委員会 編『春日井の神社』春日井教育委員会、1983年3月31日。全国書誌番号:84004529。
- 春日井市史編集委員会 編『春日井市史地区誌編3』春日井市、1986年3月31日。全国書誌番号:87013279。
- 村中治彦『「下街道」歴史探訪ウォーク』村中治彦、2014年。
- 村中治彦『春日井の散歩道』知書之屋本舗、2003年。全国書誌番号:20525286。
- 東春日井郡役所 編『東春日井郡誌』東春日井郡役所、1923年。NDLJP:978680。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、八幡社 (春日井市柏井町)に関するカテゴリがあります。
- 八幡社