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八塚山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八塚山(やつつかやま)は、石川県金沢市にある山である。

山頂に古墳が8基あることが由来である。御所八塚山(ごしょやつつかやま)とも呼ばれる。

概要

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山の一部を金沢外環状道路が通っている。

山頂に位置する御所八塚山古墳は、金沢大学考古学研究会によって発見・調査が行われている。

歴史

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  • 1949年昭和24年) - 高堀勝喜氏踏査、古墳時代後期の円墳群と評価。
  • 1953年(昭和28年) - 「御所八つ塚山保存会」が結成される。
  • 1960年(昭和35年) - 山頂に弁財天堂建立。「八つ塚保存会」結成。
  • 1968年(昭和43年) - 吉岡康暢氏踏査、5世紀代、金腐川一帯の豪族の古墳と位置付ける。
  • 1989年平成元年) - 金沢大学考古学研究会による測量・発掘調査。

出典

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金沢大学考古学研究会 1990「御所八ッ塚山古墳群の調査」『北陸史学』第39号 北陸史学会

座標: 北緯36度35分10.4秒 東経136度41分10.2秒 / 北緯36.586222度 東経136.686167度 / 36.586222; 136.686167