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八十塚古墳群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八十塚古墳群(やそづかこふんぐん)は、兵庫県芦屋市から西宮市にかけて分布する群集墳

概要

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芦屋市東部(朝日ヶ丘町・岩園町・六麓荘町)から西宮市西部(老松町・苦楽園5番町)にまで広がり、阪神間では最大規模の群集墳である。

古墳時代飛鳥時代6世紀後半〜7世紀半ば)に造られた[1]。群集墳内は、朝日ヶ丘支群、岩ヶ平支群、劔谷支群、老松支群、苦楽園支群の5支群に分かれている。

規模

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八十塚古墳群の規模は以下の通りである[2]

  • 東西:約500メートル
  • 南北:約1キロメートル

文化財

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芦屋市指定文化財

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61号墳出土
双龍環頭大刀柄頭
芦屋市立美術博物館展示。
  • 有形文化財
    • 八十塚古墳群出土双龍環頭大刀(考古資料) - 岩ヶ平支群第61号墳出土。芦屋市立美術博物館保管。2017年(平成29年)3月17日指定[3]

脚注

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  1. ^ 芦屋市教育委員会 『芦屋の文化財ハンドブック』 2015年
  2. ^ 芦屋市教育委員会 『芦屋の生活文化史 民俗と史跡をたずねて』 1979年 120ページ
  3. ^ 芦屋市教育委員会 『芦屋市指定文化財(八十塚古墳群出土双龍環頭大刀)の指定について (PDF)

参考文献

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