全日本書芸文化院
表示
全日本書芸文化院 | |
---|---|
正式名称 | 全日本書芸文化院 |
略称 | 全書芸 |
事務局所在地 |
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-10-1 |
代表 | 目良丹崖 |
設立年月日 | 1950年(昭和25年) |
ウェブサイト | https://www.z-shogei.co.jp/ |
全日本書芸文化院(ぜんにほんしょげいぶんかいん)は、1950年(昭和25年)に創設された日本の書道団体。古典に立脚した純正書道を首尾一貫して実践している。競書誌『全書芸』を毎月1回発行。書道展(公募)として創設当初から続く『全国書初大会』のほか、文化庁・東京都が後援する『全書芸展』『全国書道コンクール』を主催。
本部事務局を東京都千代田区神田に置き、日本全国に100以上の支部を持つ。
概要
[編集]終戦によって解散した興亜書道連盟の関係者によって創られた「日本書道学会」と小野田通平(初代社長)が出会い、更なる発展を求めて解散し「全日本書芸文化院」の名の下に書初手本の頒布を開始した。
- 昭和25年、月刊書道雑誌『書宗』を創刊。※昭和47年に『全書芸』に改題。
- 昭和25年、第1回全国書初大会を新宿二幸(現新宿アルタ)で開催。東久邇宮様の来臨を頂く。※昭和42年以降は日本武道館、現在は池袋サンシャインシティにて開催。
- 昭和47年、第1回全書芸展を東京交通会館にて開催。※平成19年、第36回展より国立新美術館にて開催。
役員・理事
[編集]2020年(令和2年)1月現在の役員・理事は以下の通り。
- 名誉顧問:楢崎華祥、堀天鶴
- 評議員:秦大猷、梶田越舟
- 代表:目良丹崖
- 副代表:一松美代
- 運営委員長:増子総洋
- 総務長:吉田菁風
- 運営総務:125名
- 総務:293名
- 常任理事:480名
- 理事:3,600名
※常任理事・理事は全国47都道府県と海外10数カ国に展開
発行誌
[編集]競書誌『全書芸』を毎月1回(15日)発行。(以下の部門別に3種の冊子を発行している)
各部門では月ごとに昇級・昇段試験を行っており、作品を提出することで級および段位の認定を受けることができる。
- 一般の部(毛筆):古典に立脚した手本により、書の線を鍛え、感性を培う。
- 学生の部:文部省毛筆・書写教育に基づいた参考手本。小学部では力強い古碑法帖による「文字の姿」を掲載。中学部は卒業と同時に一般部へ移行となるため、古典に立脚した参考手本および臨書講座(漢字・かな)もとり入れている。また、書き方(硬筆)の部では正しい文字の形を学んでいる。
- ペン字(ペン・万年筆):日本の古典などの名筆を習い、文字の美しさを学ぶ。
書道展(公募展)
[編集]全日本書芸文化院が主催する書道展(公募展)は、主に以下の3つがある。
- 全国書初大会:刊行手本語句による作品で優秀作品を選出。優秀作品は大会会場に展示。会場は池袋サンシャインシティ。
開催時期:2月(作品締切時期:1月)
開催時期:12月(作品締切時期:9月)
脚注
[編集]- ^ 全日本書芸文化院 本院案内 本院概要(2017年8月20日閲覧)
- ^ 全日本書芸文化院 支部紹介 支部一覧(2017年8月20日閲覧)
- ^ 全書芸2017年1月号(2016年12月15日発行)
- ^ 全日本書芸文化院 本院案内 四役の横顔(2017年8月20日閲覧)
- ^ 全日本書芸文化院 本院案内 役員・理事(2017年8月20日閲覧)
- ^ 全日本書芸文化院 本誌紹介 発行誌『全書芸』(2017年8月20日閲覧)
- ^ 全日本書芸文化院 イベント情報 イベント情報(2017年8月20日閲覧)