コンテンツにスキップ

光永研一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

光永 研一(みつなが けんいち、1963年 - )は、日本酒造研究者福岡県出身。宝ホールディングス研究員。

光永 研一
生誕 1963年
日本の旗 日本福岡県北九州市
居住 日本の旗 日本
研究分野 清酒にごり酒の研究、開発
研究機関 宝ホールディングスバイオプロダクツ部
同社品質保証部品質保証課専門課長
出身校 福岡県立小倉高等学校
九州大学理学部
補足
「清酒の製造方法」特許:第4190191号(2003年)
「清酒及びその製造方法」特許:第4530398号(2004年)
「酒類処理用活性炭フィルター及びその使用方法」(2007年)
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

来歴

[編集]

1963年、福岡県北九州市の生まれ。1982年福岡県立小倉高等学校卒業。1986年九州大学理学部卒業[1]宝酒造株式会社に入社。研究開発を行う。同社バイオプロダクツ部。2020年、同社品質保証部品質保証課専門課長に就く[2]

清酒製造の研究・開発に尽力

[編集]

特許取得(共同研究)

[編集]
  • 2002年4月16日 - 「清酒の製造方法」(特開2002- 112758・宝酒造株式会社)
  • 2003年9月9日 - 「清酒の製造方法」(第4190191号・宝ホールディングス株式会社
  • 2004年9月16日 - 「清酒及びその製造方法」(第4530398号・宝ホールディングス株式会社)[3]
  • 1995年 - 『ペプチド又はアミノ酸の分離方法及びキット』(特許番号:特許第3622926号、光永 研一 , 綱沢 進 , 加藤 郁之進/タカラバイオ株式会社)[4]
  • 1995年 - 『プロテインジスルフィドイソメラーゼ固定化樹脂』(共同開発:本庄 勉 , 藤田 尚孝 , 光永 研一 , 加藤 郁之進 /: 森永製菓株式会社寳酒造株式会社[5]
  • 1995年 - 『耐熱性ピログルタミルペプチダーゼ及びその遺伝子』(特開平7-298881、発明者: 那倉 里美 , 高田 祐美子 , 三浦 由記子 , 光永 研一 , 綱澤 進 , 加藤 郁之進 /寳酒造株式会社)[6]
  • 1996年 - 『耐熱性メチオニンアミノペプチダーゼ及びその遺伝子』(特許第3512237号、伊豆 由記子 , 那倉 里美 , 光永 研一 , 綱澤 進 , 加藤 郁之進 /タカラバイオ株式会社[7]
  • 1997年 - 『有機酸高生産新規酵母及びその用途』(特許第4008539号、光永 研一 , 黒瀬 直孝 , 平岡 信次 , 川北 貞夫 , 中村 輝也/宝ホールディングス株式会社)[8]
  • 2007年 - 「酒類処理用活性炭フィルター及びその使用方法」[9]
  • 2008年 - 『にごり酒の製造方法』(特開2008-043215、川島 紀慶、山内 政宗 , 光永 研一 , 山内 徹/宝酒造株式会社)[10]
  • 2010年 - 『清酒の製造方法、並びに、清酒』(特許第5550418号、井上 隆之 , 新宅 恒基 , 光永 研一 /宝ホールディングス)[11]

論文・研究

[編集]
  • 1993年 - 『N末端がブロックされた蛋白質の新しいN末端アミノ酸配列決定法』(共著:光永研一 (宝酒造) , 宮城大 (宝酒造) , 石水毅 (大阪大 たんぱく質研) , 加藤郁之進 (宝酒造) , 綱沢進(宝酒造) / 「タンパク質構造討論会講演要旨集」1993年9月)[12]
  • 1995年 - 『パーフュージョンクロマトグラフィーを用いた生体関連物質の超高速分離分析』(著者:光永 研一、日本農藝化學會誌)[13]

関連項目

[編集]
知的財産清酒

脚注・リンク

[編集]