儀典用端折長柄傘
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儀典用端折長柄傘(ぎてんようつまおりながえがさ)は、愛知県丹羽郡扶桑町で生産されている観賞用の傘。あいちの伝統的工芸品及び郷土伝統工芸品[1]。扶桑町無形文化財[2]。
概要
[編集]骨の端を内側に折り曲げた長柄の傘で、昔は公家や僧侶、馬上の貴人などが使っていた。豊臣秀吉が醍醐の花見に用いたという記録も残っている。近年では野点の茶会やガーデンパーティなどに使われ、外国にも輸出されている。民芸の大家・柳宗悦の尽力によって全国的に広まったとされる[2]。
歴史
[編集]愛知県丹羽郡扶桑町山那地区の尾関家(尾関朱傘製作所)では、約400年、14代に渡り端折傘の製作が行われている[2]。
脚注
[編集]- ^ “あいちの伝統的工芸品及び郷土伝統工芸品”. 2024年1月31日閲覧。
- ^ a b c “儀典用端折長柄傘(ぎてんようつまおりながえがさ)”. 2024年1月31日閲覧。
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- 儀典用端折長柄傘 扶桑町