信州ブリリアントアリーズ
信州ブリリアントアリーズ | |
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ホームタウン | 長野県上田市 |
クラブカラー | 緑 |
創設年 | 2017年 |
所属リーグ | V.LEAGUE |
チーム所在地 | 長野県上田市 |
体育館所在地 | 上田市 |
代表者 | 浅野修 |
監督 | 原秀治 |
ホームページ | 公式ウェブサイト |
信州ブリリアントアリーズ(しんしゅう ブリリアント アリーズ)は、長野県上田市を活動拠点とする女子実業団バレーボールチームである。運営はルートインジャパン。2024-25シーズンはV.LEAGUE WOMENに所属。
概要
[編集]2017年4月創部[1]。
チーム所在地はルートインジャパンの長野本部(上田市)で、体育館は同市内の上田城跡公園体育館である[1]。
ルートインホテルズのオリジナルキャラクターで羊の男の子である「ルートン」がチームマスコットも兼任[2][3][4]。
チーム名は、「Brilliant」が輝く、華やかを意味して、「Aries」が星占いの白羊宮(おひつじ座)を意味する。ルートンをマスコットに据え、プレーを通じてたくさんの人に感動と夢、元気を届けられるような輝く存在になろうという願いと、華やかで女性らしいイメージが込められている[2][1]。
歴史
[編集]2013年4月に実業団チームである女子陸上部を発足させたルートイングループは[5]、二つ目の実業団チームとなる女子バレーボール部を2017年4月1日に発足させた[6][7]。国内外500店舗を目指すルートインホテルズは、同時期にプレミア昇格を目指すとしている。
2017年10月、チーム愛称を「ブリリアントアリーズ(Brilliant Aries)」に決定[2]。
2018年10月、Vリーグ機構入社と2019-20シーズンからのV.LEAGUE参戦が内定した[8]。
2019-20シーズン、V2に編入[9]。なお本来新規参加クラブはS3(3部)ライセンスを取得するが、女子V.LEAGUEはS3ライセンスを取得しているクラブが少ないため、特例でV2からの参加となった。2019年10月、S1ライセンスを取得[10]。これで、V2で2位以内に入ればV1昇格をかけたV・チャレンジマッチ(入替戦)に出場できることとなった。
2020-21シーズン、V2で勝ち星を重ねて首位に立つが、2021年2月4日、新型コロナウイルス感染症の流行で出場辞退チームが相次ぐ影響で総当たり数が3から2に変更となり、そのあおりを受けてストレートで勝利した大野石油広島オイラーズ戦の第3戦が無効になるようなことがあった(ルートインの了承を得た上での対処)[11]。しかし、その方式変更による試合数削減によってリーグ2位以内が確定し、自身初となるV・チャレンジマッチ出場が確定した。リーグ戦は最終的に準優勝となった[12]。V・チャレンジマッチでは、トヨタ車体クインシーズに連敗して、V1昇格はならなかった[13]。
2021年9月、シーズン開幕を1ヶ月後に控えた時期に、チーム設立当初から監督を務めていた松本隆義が監督を退任し、同県のV1男子チーム・VC長野トライデンツにコーチとして移籍した(後に同チームの監督解任を受けて監督代行となる)[14]。後任としてエグゼクティブディレクターの井上謙が兼任監督となった[15]。
2021-22シーズン、V2のV・ファイナルステージで3戦全勝を果たし、V2・3シーズン目にして初優勝を果たした[16]。再びV・チャレンジマッチのV1・V2入替戦に出場となるが、KUROBEアクアフェアリーズにセット率で及ばずV1昇格とはならなかった[17]。
井上謙は1シーズンで監督を退任。2022-23シーズンよりJTサンダーズ広島(V1男子)前監督である原秀治が新監督となった[18]。
2024年、新Vリーグ移行に伴いチーム名を「信州ブリリアントアリーズ」に変更[19]。
略歴
[編集]- 2017年4月 - ルートインホテルズ女子バレーボール部として発足。
- 2017年10月 - 愛称が「ブリリアントアリーズ」に決定。
- 2018年10月 - 2019-20シーズンからV.LEAGUE参入が内定。
- 2019年5月 - V2に編入。
- 2024年 - チーム名を「信州ブリリアントアリーズ」に変更。
成績
[編集]主な成績
[編集]- チャレンジリーグ、チャレンジリーグI(実業団リーグ/V1リーグ)、 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN
- 優勝なし
- 準優勝なし
年度別成績
[編集]V.LEAGUE
[編集]所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | |||||
DIVISION2 | 2019-20 | 4位 | 8チーム | 4位 | 21 | 11 | 10 | - | |||
2020-21 | 準優勝 | 9チーム | 2位 | 14 | 11 | 3 | - | 無効試合を含めると12勝[11] | |||
2021-22 | 優勝 | 10チーム | 2位 | 16 | 14 | 2 | 3 | 3 | 0 | レギュラーラウンドは不戦勝3を含む。 | |
2022-23 | 3位 | 11チーム | 2位 | 20 | 15 | 5 | 1 | 0 | 1 | ||
2023-24 | 10チーム | 2位 | 18 | 13 | 5 |
選手・スタッフ(2024-25)
[編集]選手
[編集]背番号 | 名前 | シャツネーム | 生年月日(年齢) | 身長 | 国籍 | Pos | 在籍年 | 前所属 | 備考 |
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1 | 田川紘美 | TAGAWA | 1995年9月8日(29歳) | 159 | 日本 | S | 2023年- | パナソニックBB(9人制) | |
2 | 山村涼香 | YAMAMURA | 1999年4月4日(25歳) | 175 | 日本 | MB | 2022年- | 東海大学 | |
3 | 横田実穂 | YOKOTA | 1997年5月15日(27歳) | 168 | 日本 | S | 2020年- | 筑波大学 | キャプテン |
4 | 黒鳥南 | KUROTORI | 2000年11月21日(23歳) | 169 | 日本 | OH | 2023年- | 新潟医療福祉大学 | |
6 | 佐藤未羽 | SATO | 1999年11月30日(24歳) | 166.6 | 日本 | OH | 2022年- | 松蔭大学 | |
7 | 高野夏輝 | TAKANO | 2000年6月25日(24歳) | 164 | 日本 | OH | 2023年- | 金城大学 | |
8 | 西村美海 | NISHIMURA | 2000年8月19日(24歳) | 178 | 日本 | MB | 2023年- | 京都橘大学 | |
9 | 舛田紗淑 | MASUDA | 1997年10月7日(27歳) | 176 | 日本 | OH | 2023年- | KUROBE | |
10 | 貝塚穂 | KAIZUKA | 1999年6月7日(25歳) | 156 | 日本 | L | 2022年- | 日本体育大学 | |
11 | 山本仁菜 | YAMAMOTO | 2002年1月19日(22歳) | 170 | 日本 | OH | 2024年- | 金沢星稜大学 | 新人 |
12 | 村田果捺 | MURATA | 2001年12月17日(22歳) | 170 | 日本 | OH | 2024年- | 日本体育大学 | 新人 |
13 | 宮﨑聖 | MIYAZAKI | 2002年1月5日(22歳) | 173 | 日本 | OP | 2024年- | 九州共立大学 | 新人 |
14 | 井澤天音 | IZAWA | 2000年7月7日(24歳) | 177 | 日本 | MB | 2024年- | アルテミス北海道 | 移籍加入[20] |
15 | 温以勤 | WEN | 2001年10月5日(23歳) | 177 | 台湾 | MB | 2024年- | 金城大学 | 新人 |
16 | 白石ふう香 | SHIRAISHI | 2000年9月1日(24歳) | 168 | 日本 | S | 2023年- | 長野日大高校 | |
17 | 石原果林 | ISHIHARA | 2001年10月5日(23歳) | 175 | 日本 | MB | 2024年- | 筑波大学 | 新人 |
18 | 関沢小雪 | SEKIZAWA | 2001年1月8日(23歳) | 171 | 日本 | OP | 2023年- | 白鷗大学 | |
21 | 王美懿 (zh) | 1995年8月13日(29歳) | 189 | 中国 | OP | 2024年- | 遼寧女排 (zh) | 新加入[21] | |
22 | 小山晴那 | KOYAMA | 2005年4月1日(19歳) | 172 | 日本 | S | 2023年- | 相洋高校 | |
26 | 磯野梢 | ISONO | 2006年1月24日(18歳) | 178 | 日本 | OH/OP | 2024年- | 島原商業高校 | 新人 |
出典:チーム公式サイト[22] Vリーグ公式サイト[1] 更新:2024年10月18日 |
スタッフ
[編集]役職 | 名前 | 備考 |
---|---|---|
監督 | 原秀治 | |
コーチ | 成田郁久美 | 新加入[20] |
エグゼクティブパートナー | 井上謙 | |
エグゼクティブパートナー | 野口京子 | |
パフォーマンスコーチ | 繁田雅樹 | |
パフォーマンスコーチ | 川野凌 | |
アシスタントコーチ | 西尾昇真 | |
アナリスト | 佐々木優美 | |
マネージャー | 田川香織 | |
出典:チーム公式サイト[22] Vリーグ公式サイト[1] 更新:2024年8月5日 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e “信州ブリリアントアリーズ”. V.LEAGUE. 2024年10月18日閲覧。
- ^ a b c “ルートインホテルズ女子バレーボール部のチーム名称が決まりました。”. ルートインホテルズ. 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月15日閲覧。
- ^ “ブイリーの部屋。”. Vリーグ機構. 2021年2月8日閲覧。
- ^ “オリジナルキャラクター ルートン”. ルートインホテルズ. 2017年12月16日閲覧。
- ^ “チーム紹介”. Route Inn Hotels. 2017年7月13日閲覧。
- ^ “チーム紹介”. ルートイングループ. 2017年8月9日閲覧。
- ^ “ルートインホテルズ、女子バレーボール部を創設”. バレーボールマガジン. 2017年8月9日閲覧。
- ^ “「Safilva北海道」 並びに 「ルートインホテルズ Brilliant Aries」のV.LEAGUE参加の承認について”. Vリーグ機構 (2018年10月31日). 2018年11月4日閲覧。
- ^ 『2019-20V.LEAGUEの編成決定のお知らせ』(プレスリリース)Vリーグ機構、2019年5月16日 。2021年2月8日閲覧。
- ^ “2020-21シーズン V.LEAGUE ライセンス交付結果について”. Vリーグ機構 (2019年10月24日). 2020年1月4日閲覧。
- ^ a b 『2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN 3回戦から2回戦総当たり方式への変更について』(プレスリリース)Vリーグ機構、2021年2月4日 。2021年2月4日閲覧。
- ^ 『2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN 群馬銀行が2年連続の優勝』(プレスリリース)Vリーグ機構、2021年3月6日 。2021年3月6日閲覧。
- ^ 『トヨタ車体、KUROBEがV1残留決定! ~2020-21 V.LEAGUE V・チャレンジマッチ 最終結果~』(プレスリリース)Vリーグ機構、2021年4月4日 。2021年4月6日閲覧。
- ^ “新加入スタッフのご紹介”. VC長野トライデンツ (2021年10月1日). 2021年10月9日閲覧。
- ^ “公式サイトトップページ(最新情報を参照)”. ルートインホテルズブリリアントアリーズ (2021年9月17日). 2021年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月13日閲覧。
- ^ “2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN V.FINAL STGAE ルートインが拮抗した優勝争いを制す”. V.LEAGUE (2022年3月27日). 2022年3月27日閲覧。
- ^ “姫路、KUROBEともにV1残留が決定/V・チャレンジマッチ女子試合結果”. Vリーグ機構 (2022年4月10日). 2022年5月21日閲覧。
- ^ “最新情報”. ルートインホテルズブリリアントアリーズ (2022年5月20日). 2022年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月21日閲覧。
- ^ “チーム紹介|ルートイン信州ブリリアントアリーズ”. www.route-inn.co.jp. 2024年7月17日閲覧。
- ^ a b “【お知らせ】新加入選手・スタッフのお知らせ | INFORMATION|信州ブリリアントアリーズ公式ファンクラブ|BRIARIST CAMP ブリアリストキャンプ”. BRIARIST CAMP ブリアリストキャンプ. 2024年8月5日閲覧。
- ^ “【お知らせ】新加入選手 | INFORMATION|信州ブリリアントアリーズ公式ファンクラブ|BRIARIST CAMP ブリアリストキャンプ”. BRIARIST CAMP ブリアリストキャンプ. 2024年9月1日閲覧。
- ^ a b “スタッフ・選手プロフィール”. ルートインホテルズブリリアントアリーズ. 2023年10月27日閲覧。