信州ジャスコ
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 長野県松本市高宮北4−10 |
設立 | 1970年10月29日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 小売業 |
代表者 | 山岸和夫[1] |
資本金 | 46億5千万円[2] |
売上高 | 423億3500万円(昭和63年)[3] |
経常利益 | 11億4200万円(昭和63年)[4] |
支店舗数 | 72(1998年ニシナ合併時点) |
決算期 | 2月 |
主要株主 | イオン |
主要子会社 |
ニシナ 100% ビッグ・バーン信州 |
特記事項:マックスバリュ長野とは無関係 |
信州ジャスコ(しんしゅう- )はかつて長野県でジャスコなどを展開していた会社。なお同じく現イオングループで後のマックスバリュやザ・ビッグを運営するマックスバリュ長野とは無関係。
概要
[編集]当時長野県の地場百貨店で売上が低迷していたはやしや百貨店をジャスコが再建合意の上買収し、1974年(昭和49年)に信州ジャスコとなった。さらに、1977年(昭和52年)3月のイトーヨーカドー(初代)上田店開店によりジャスコ傘下となったほていや百貨店はジャスコほていや中央店の移転とともに、信州ジャスコが吸収合併する。なお詳しくはほていや百貨店を参照。
また(スーパーマーケットやディスカウントストア事業も行い、ジャスコ系列で後に完全子会社となるニシナがマックスバリューやウエルマートを出店していた。[5]一方ディスカウントストア事業では子会社のビッグ・バーン信州を設立。同社は長野県でチェーン店を展開していた「サンアイ」と資本業務提携、さらに同県のホームセンターで高見澤グループだったジョイハウスと合併[6]した。なお、前者2社は1995年には共同で、ネイバーフット型ショッピングセンターにマックスバリューとDS(ディスカウントストア)ビッグ・バーン(後にメガマート)を4月に長野県池田町にオープンする。その後もこの業態を多数出店。
そして1980年代に入ると営業の効率化などを理由にカネマンジャスコや昭和堂ジャスコさらにニシナといったグループ会社を統合。[7]またビッグ・バーン信州は店舗移管後に清算された。
しかし1999年に関東甲信越地区の再編強化、グループ経営を効率化を目的とし、扇屋とともにジャスコに合併され、法人が消滅した。
沿革
[編集]- 1970年(昭和45年)10月29日 はやしやの再建に合意。[8]
- 11月9日 はやしや百貨店が改装オープン。[8]
- 1974年(昭和49年)4月12日 はやしやが信州ジャスコに商号変更。[9]
- 1983年(昭和58年)8月21日 長野県上田市のほていやを吸収合併。[10]
- 1986年(昭和61年)10月 名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。[11]
- 1987年(昭和62年)8月 カネマンジャスコを吸収合併。
- 1989年(平成元年)2月21日 昭和堂ジャスコを吸収合併。
- 1998年(平成10年2月21日) スーパーマーケットニシナを合併。 [12]
- 1999年(平成11年)8月21日 扇屋ジャスコとともにジャスコ株式会社に吸収合併される。[13]
店舗
[編集]- ジャスコ/はやしや/カネマンジャスコ/昭和堂ジャスコ
- 総合スーパー。過去に存在したジャスコの店舗#長野県を参照。
須坂店
新白馬店
南松本店
新大町店
- ビッグ・バーン/メガマート
- ディスカウントストア子会社のビッグバーン信州が運営。元サンアイ。[6]メガマートも新業態として同社が運営していた。[14][15]メガマート店舗はメガマート#長野県を参照。
- ウエルマート
- スーパーマーケット。6店舗を運営。西友系列に売却。[16]過去に存在したジャスコの店舗#長野県を参照。
- マックスバリュー/ニシナ
- スーパーマーケット。メガマートと共同出店されることが多かった。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ https://news.nissyoku.co.jp/news/nss-7562-0005
- ^ https://news.nissyoku.co.jp/news/nss-7562-0005
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ “信州ジャスコ、新業態で体質改善 5年内に15店展開へ”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
- ^ a b “信州ジャスコ、DS店ビッグ・バーン信州とHC店ジョイハウスを8月21日付で合併”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “信州ジャスコ、昭和堂ジャスコ合併へ――関連会社統合終える。 | NIKKEI COMPASS - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ a b “ジャスコ(株)『ジャスコ三十年史』(2000.12) | 渋沢社史データベース”. shashi.shibusawa.or.jp. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “ジャスコ(株)『ジャスコ三十年史』(2000.12) | 渋沢社史データベース”. shashi.shibusawa.or.jp. 2023年8月15日閲覧。
- ^ 田村詩子『『ドイツにおける合併に関する基準日の設定とその変則例』 香川大学経済論叢 第64巻 第4号』(香川大学経済研究所)、1992年2月。
- ^ “イオンの歴史 | Strainer”. strainer.jp. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “信州ジャスコ、子会社のニシナと来年の2月に合併。 | NIKKEI COMPASS - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ “ジャスコ、信州と扇屋ジャスコを吸収合併へ”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “信州ジャスコ、新業態で体質改善 5年内に15店展開へ”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
- ^ “信州ジャスコ、新業態1号、上田の新店――2棟構造の郊外型店。 | NIKKEI COMPASS - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ “ジャスコ、長野のSM6店売却――西友系に小型店整理の一環。 | NIKKEI COMPASS - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2024年7月26日閲覧。