佐田神社
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佐田神社 | |
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所在地 | 徳島県阿南市椿泊町東85 |
位置 | 北緯33度50分43秒 東経134度42分50秒 / 北緯33.8451876度 東経134.7137831度 |
主祭神 | 猿田彦命、海津見命、佐田九郎兵衛命 |
佐田神社(さたじんじゃ)は、徳島県阿南市椿泊町東85に鎮座する神社である。
主祭神
[編集]出典 : 『徳島県神社誌』、『阿波の祭礼と神事』[1][2][3]。
歴史
[編集]もとは鳴門市土佐泊にあったが、森家がこの地に移ったとき、遷座した[5]。森家は、土佐泊に城を構えていたころ佐田大明神を奉っていた[6]。
境内
[編集]本社殿がある。本社殿は寛政年間(1789年~1801年)に建造された[4]。388坪。
歴代椿泊領主の墓は椿泊町寺谷にある道明寺に祀られているが、三代椿泊領主森忠村の墓だけが佐田神社に祀られている。
主要建物
[編集]- 本殿
- 幣殿
- 拝殿
- 絵馬殿
- 神輿庫
- 神馬舎
出典 : 『改訂徳島県神社誌』[7]
祭事
[編集]出典 : 『改訂徳島県神社誌』[8]
例大祭
[編集]昭和後期までは9月13日〜17日の5日間、秋季例大祭が行われていたが、13日〜15日の3日間に短縮された。現在は9月第2週の土曜〜月曜に行われている。
阿波水軍の長、森甚五兵衛の一族を代々讃えると共に豊漁を祈願して行われていたが、かつては祭りの期間が決まっておらず、一日で終わることもあれば20日間ほどだらだらと続くこともあったことから、通称「だらだら祭り」と言われている。
脚注
[編集]- ^ 徳島県神社庁教化委員会『徳島県神社誌』徳島県神社庁、2019年、192頁。
- ^ 岡島隆夫 編・書『阿波の祭礼と神事(稿本)』1997年、80頁。
- ^ なお、『阿波の祭礼と神事』における表記は海津見命ではなく綿津見神である。
- ^ a b 湯浅良幸『新版徳島県の歴史散歩』山川出版社、1995年7月20日、213頁。
- ^ 阿南市史編さん委員会『阿南市史第2巻(近世編)』阿南市、1995年6月1日、1095頁。
- ^ 阿南市女性ボランティア文化財愛護コース『ふるさと阿南 史跡と観光』阿南市教育委員会、1999年3月25日、223頁。
- ^ 『改訂徳島県神社誌』徳島県神社庁、2019年11月1日、192頁。
- ^ 『改訂徳島県神社誌』徳島県神社庁、2019年11月1日、193頁。