佐世保川
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佐世保川 | |
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アルバカーキ橋での灯籠流し | |
水系 | 二級水系 佐世保川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 5.2 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 14.7 km2 |
水源 | 烏帽子岳北側斜面 |
水源の標高 | 568 m |
河口・合流先 | 佐世保港(佐世保湾) |
流域 |
日本 長崎県佐世保市 |
佐世保川(させぼがわ)は、佐世保市中心部を北から南へ縦断し、佐世保港(佐世保湾)に注ぐ二級河川である。流域の全てが長崎県佐世保市に属する。
流域
[編集]佐世保市街地の北東にある標高568mの烏帽子岳北側斜面を水源とする。川は国見山系南部の溶岩台地に深い谷を刻んで北西へ流れ下る。2本の源流が合流する標高150m地点には明治41年(1908年)に山の田水源池が作られた。
山の田水源池を過ぎると南に転じ、春日町の南部から佐世保市の中心部へ流れ込む。佐世保を取り巻く山から支流の折橋川・福田川・名切川が合流する。川の左岸には佐世保市役所・三ヶ町・四ヶ町商店街などの商工業用地があり、右岸は佐世保市立総合病院・佐世保公園・ニミッツパーク・海上自衛隊佐世保基地などがある。川は市街地を抜けて佐世保港へ注ぐ。
下流域は川に沿って遊歩道がある。また、1月上旬の出初め式、お盆の精霊流し・万灯籠流しも行われる。
関連施設
[編集]- 山の田水源池
- 堤高24.5m・堤頂長310m・流域面積4.5km2・有効貯水量55.1万tのアースダムである。明治19年(1886年)に大日本帝国海軍の佐世保鎮守府が置かれることが決定し、流域の発展が始まった。海軍の飲料水確保を目的として山の田水源池の造成が進められ、明治41年(1908年)に完成した。1日に8,000tを取水している。また、周囲にはサクラも植えられている。
- 新田開発
- 下流域では平戸藩の奨励により江戸期に新田開発が進められた。天明元年(1781年)の浜田・古新田は現在の浜田町、寛政元年(1789年)の塩浜・破新田は現在の山県町・白南風町付近に該当する。
関連道路
[編集]橋梁
[編集]上流より主なものを記載
梅田橋 - 宮田橋 - 城山橋 - 高砂橋 - 天満橋 - 相生橋 - 佐世保橋(旧海軍橋) - アルバカーキ橋(歩行者専用) - 平瀬橋(SSKバイパス)
参考文献
[編集]- 佐世保市
- 長崎県土木部河川課 ながさきの水辺
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 42 長崎県』1987年 ISBN 9784040014203