住田又兵衛
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住田 又兵衛(すみた またべえ)は、歌舞伎の長唄囃子(笛方)方の名跡。
初代
[編集](文化11年(1814年) - 文久元年12月15日(1862年1月14日))本名は杉本金太郎。
2代目住田又吉の娘の弟子。笛方。
2代目
[編集](天保12年(1841年)? - 明治36年(1903年)11月1日)
初代又兵衛に師事し住田由之助。初代の娘と結婚して養子となり、1864年に2代目又兵衛を襲名。
「駿河町の又兵衛」と呼ばれた名人。
3代目
[編集](安政6年(1859年) - 大正10年(1921年)9月23日)本名は伊藤龍角。
出羽国秋田(現在の秋田県)の宿屋の生まれ、2代目又兵衛の門人で初名を多蔵、前名を又四朗、1910年に3代目又兵衛を襲名。長らく長唄研精会にて重鎮として活躍。
4代目
[編集](明治28年(1895年)10月30日 - 昭和41年(1966年)3月12日)本名は長谷川信次郎。
東京都の生まれ、3代目望月太喜蔵から3代目又兵衛、望月長之助に師事し又三郎、1952年に4代目又兵衛を襲名。長唄研精会にて後進の指導に尽力。