伊賀章
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伊賀 章(いが あきら)は、1949年(昭和24年)生まれ、岡山県高梁市有漢町出身の技術者。FeliCa、SUICA、PASMOなどの非接触カードを発明した。入退場の管理や電車・バスのチケットをICカード化するという新たな試みを成功させ、また電力を無線通信により供給する基本特許を取得し、0.2秒以内に処理する仕組みを完成させた人物。[1]
来歴・人物
[編集]1967年関西大学入学、1972年にソニーに入社し、1996年カードシステム事業室部長、2000年コーポレート・リサーチ・フェロー、2002年ユビキタス技術研究所長、2003年業務執行役員常務、コーポレート・リサーチ・フェロー、ユビキタス技術研究所長、2005年シニア・バイス・プレジデント、情報技術研究所長、2007年コーポレート・エグゼクティブSVP,情報技術研究所長、2008年業務執行役員SVP、コーポレート・フェロー、2008年6月ソニー退社。[2]ソニー時代に、音楽プレーヤー向けPCM(パルス符号変調)の技術開発に携わり、のちのCDやDATに応用されるバースト誤り訂正技術を開発。その後、民生用のGPS受信機の開発に挑み、製品化にこぎつけた。非接触ICカード技術「FeliCa」(フェリカ)を開発した人物。東日本旅客鉄道(JR東日本)の「Suica」(スイカ)や ビットワレットの「Edy」(エディ)、NTTドコモやKDDIの決済機能つき携帯電話は、 いずれも基幹技術としてフェリカを採用している。
略歴
[編集]- 1972年 - ソニー株式会社に入社
- 2001年 - 同社 インターネット研究所 コーポレート・リサーチフェロー(執行役員)
共著
[編集]- ディジタル・オーディオ,土井利忠との共著,ラジオ技術社